Google Pixel 6に装着するケースとして、革製品メーカー・Bellroy(ベルロイ)のレザーケースを購入。
この記事ではBellroy Leather Case For Pixel(Pixel 6用)を1週間使ってみた感想をレビューします。
記事の目次
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「Leather Case For Pixel」の総評
Bellroy Leather Case For Pixel(Pixel 6用)を1週間使ってみての総評は、つくりも質感も満足できる、さすが“Google認定”なレザーケース。
Googleストアでも取り扱いされることは伊達でなく、特にフィット感のよさ、レザーの質感のよさが気に入っています。
以下にLeather Case For Pixel(Pixel 6用)を試して感じているメリットとデメリットをまとめておきます。
「Leather Case For Pixel」のメリット
- ぴったりフィットする優れた設計精度
- 手に馴染んで持ちやすい素材
- 妥当と思える価格設定
- 装着した状態でもワイヤレス充電(Qi充電)対応
Leather Case For Pixelの最大の魅力は、“Google認定”を納得できるつくりと質感のよさ。
「Google Edition」や「Bellroy × Google」といった“Googleとのコラボレーション”をうたう製品だけあり、品質の高さが感じられます。
たとえばAppleがiPhoneシリーズ用に販売する純正レザーケースと比べてみても、品質は同等(あるいはそれ以上)といえます。シンプルな見た目に加えて、手にピタッと吸い付くような素材の質感がたまりません。
スマホケースとしては高価な部類に入りますが、つくりと質感のよさを踏まえれば、価格設定も妥当と思えます。
「Leather Case For Pixel」のデメリット
- 素材の耐久性に不安あり
- 頻繁な着脱には不向き
Leather Case For Pixelを選ぶにあたり、ネックとなり得るのは素材がデリケートなこと。
レザー素材で指あたりがよい反面、アスファルトなど硬いところに落とす・ぶつけると、ケース自体が簡単に傷むことが予想されます。防水設計のPixel 6に装着するケースでありながら(素材が)水に弱いこともマイナスポイントです。
またフィット感のよさが逆効果となり、取り外しがややしづらく感じます。シリコーンケースやアラミド繊維ケースほどの柔軟性・剛性はなく、着脱頻度が高いと壊れる可能性も想定されます。
購入について
購入方法と費用
購入にはbellroy公式サイト(オンラインストア)を利用しました。
bellroy公式サイトでの販売価格は6,800円(輸入関税・消費税込み)。
購入費用として、別途配送料がかかります。配送料は配送方法(2種類)により異なる設定。配送日数が1〜3週間かかる「通常便」は税込690円。配送日数が3〜5営業日の「特急便」は税込1,290円です。
今回は「特急便」で注文。配送業者はDHL(追跡番号付き)で、出荷元のオーストラリアから宛先の宮城県内まで5営業日で到着しました。
オーストラリア→シンガポール→香港→日本と、長旅お疲れ様でございました🙇待ってたよ。 pic.twitter.com/NpyL6hcqrG
— まきはら とよかず(Toyokazu Makihara) (@mkhr141jp) October 28, 2021
My new gear for my new gear…… pic.twitter.com/qF3cWjkLTc
— まきはら とよかず(Toyokazu Makihara) (@mkhr141jp) October 28, 2021
参考までに、注文〜配達までのスケジュール(実例)を載せておきます。
- 注文日:2021年10月21日(木)
- 出荷日:2021年10月22日(金)
- 配達日:2021年10月28日(木)
色選びで意識したこと
Pixel 6用の製品に用意されたケースカラーは5色(Black/Basalt/Cobalt/Sea Mist/Terracotta)。このうち、購入したのは“玄武岩”を意味するBasalt(バサルト)です。
色選びにおいては次の3点を意識してみました。
- Pixel 6(端末本体)と馴染む色
- 汚れや色移りが目立ちにくそうな色
- Googleストアでは買えない色
手持ちのPixel 6の本体カラーは“緑系”の「Sorta Seafoam(ソータシーフォーム)」。色味が近いのは5色あるうちの「Basalt」と「Sea Mist」。
ジーンズのポケットに入れて持ち歩くことも想定すると、青や紺の色移りがあっても目立ちにくそうな色は「Basalt」。
またGoogleストアでPixel 6をカートに入れた際、併せ買いを勧められるモノの中にも「Google Pixel 6用 Bellroy レザーケース」として当製品が表示されます。そこで確認できる色は「Black」および「Sea Mist」の2色(※2021年11月4日現在は「在庫なし」で注文できません)。
これらから総合的に判断し「Basalt」を選びました。
製品について
写真で紹介
パッケージデザイン
パッケージはシンプル。“Google Pixelのための製品”を意味する「made for Google Pixel」の表示も付いています。
▼パッケージ。「made for Google Pixel」の表示あり
ケース(単体)
素材は表側にエコタンニングレザー(Ecology Tanning Leather)、内側にはマイクロファイバーを使用。アウトカメラ周囲の枠はプラスチック樹脂製、側面ボタン部のパーツは金属製です。
Basaltの色味は“薄めの紺”といった具合。メーカー公式サイトのイメージ写真と比べると、実物はもう少し落ち着いた(暗い)色をしています。「イメージ写真」より「色選択ボタン」の色がより実物に近いです。
▼Basalt(バサルト)の表側。薄めの紺色
▼デボス加工で「bellroy」のロゴがデザインされている
▼裏側。紫色の部分がマイクロファイバー素材
▼「MADE IN CNINA WITH CARE」と書かれている
▼シンプルなデザイン。つくりも細部まで丁寧
▼カメラ周囲には樹脂製の枠付き。側面のボタン部のパーツは金属製
▼ボタン用パーツは裏側からは見えない
▼重量は実測値で24g
ケース(Pixel 6装着時)
前面、側面(下)およびカメラ部だけを残し、あとはスッポリ覆う設計。装着時の見た目はシンプルにまとまります。カメラ部の飛び出しもしっかり守るようにできており、日常使用の範囲ではケースとしての役割をしっかり果たしてくれています。
フィット感のほか、側面ボタン部の金属パーツがしっかりしている点に好感をいだきました。金属パーツを指でペチペチ触ってみても「カチャカチャ」と動いたり、音が鳴ったりしません。
▼前面・背面ともに装着姿はシンプル
▼側面(下)は大きく開いたつくり
▼カメラと枠の間には上下とも1mm弱の隙間ができる
▼枠はカメラより1mm弱、高くつくられている
▼設計精度はかなり良い。しっかりフィットする
▼ボタン部の金属パーツもしっかりしている。触れてもカチャカチャ鳴らない
まとめ
最後にあらためて、Bellroy Leather Case For Pixel(Pixel 6用)を使って感じているポイントをまとめておきます。
- ぴったりフィットする優れた設計精度
- 手に馴染んで持ちやすい素材
- 妥当と思える価格設定
- 装着した状態でもワイヤレス充電(Qi充電)対応
- 素材の耐久性に不安あり
- 頻繁な着脱には不向き
個人的にはレザーケースとして大きな不満はなし。むしろ購入を満足できており、経年変化の具合も確認しつつ、楽しみながら使い続けていくつもりです。
前述のとおり、まもなくGoogleストアでも2色が購入可能になると思われます。“Pixel 6シリーズの早期購入特典”としてもらえるGoogleストアクレジットの使いみちとして、購入を考えてみるのもよいかもしれません。
一方で、全5色から自分好みのカラーを選びたい場合はBellroy公式サイトからの購入が基本となりそうです。ちなみに一部のカラーはAmazon.co.jpのマーケットプレイスを介しても販売されています。配送料もなるべく抑えたい場合には、あわせてチェックしておくことをオススメします。