Fairphone 3+の予約をCloveで受付開始。税別約50,600円

モバイルガジェットの海外通販サイトCloveにて、Fairphone「Fairphone 3+」購入の予約受付がスタート。

税別価格354.16英ポンド（約50,600円）で販売されています。

価格情報

Cloveで新たに予約受付中となっているのはFairphone 3+。

取り扱うのは欧州仕向けのSIMフリー製品。4GBのシステムメモリや64GBの内蔵ストレージ、Dual SIMカードスロットを搭載します。

注文できる本体カラーはBlack（ブラック）1色です。

2020年8月29日（土）時点における価格設定は、VAT（付加価値税）を含む税込価格がGBP424.99（約60,800円）。VATを含まない税別価格はGBP354.16（約50,600円）。

日本国内住所宛てへの配送料や輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した（個人輸入扱いとした場合における）購入費用の概算見積額は以下のとおりです。

参考までに、Fairphone 3+の英国向け価格は税込みでGBP425.00（約60,800円）。

Cloveでは海外現地向け価格とほぼ同額で販売されています。

またCloveを利用して個人輸入する場合、（最安の配送方法を選べば）海外現地向け価格より1,000円前後安く入手可能です。

Cloveでの初回分の在庫入荷時期（発売時期）は2020年9月14日（月）と案内されています。

（Source：Clove）

製品情報

「Fairphone 3+」の特徴

Fairphone 3+（Fairphone 3 Plus。フェアフォン3プラス）は2020年8月にオランダのスマートフォンメーカーであるFairphoneが発表したスマートフォン。

2020年8月29日（土）現在、日本では未発売の製品です。

製品の特徴は大きく2つ。“人と環境にやさしく持続可能な作り方で生み出された製品”であること、そしてユーザー自身で分解できるモジュール設計が採用されていることです。

前者についてはFairphone自体が国際フェアトレード基準での認証企業。過去製品（3機種）も含め、部品生産～輸入～製造～製品完成までの全行程で国際フェアトレード基準を満たした製品を取扱います。Fairphone 3+の場合は材料の40%に再生プラスチックが使われています。

また後者については、パッケージに同梱されるスクリュードライバーを使うことで容易に分解が可能です。故障した際は部品だけを手配すれば、ユーザー自身で交換・修理できるよう配慮された設計になっています。

“修理のしやすさ”は、端末の分解レポートでよく知られる米国の修理サービス企業「iFixit」の評価でも10点満点中10点を獲得しています。

前面にはアスペクト比（縦横比）が18:9で、5.65インチ・フルHD+解像度（2160×1080ドット）の液晶ディスプレイを搭載。フロントパネル（風防）はCorning（コーニング）のGorilla Glass 5（ゴリラガラス5）製です。

出荷時点でのソフトウェアバージョンはAndroid 10（Android Q）。チップセットはQualcomm（クアルコム）のSnapdragon 632モバイルプラットフォームです。

搭載するバッテリーの容量は3,040mAh。

充電時などに使用する外部入出力端子の形状はUSB Type-Cです。3.5mmオーディオ端子も備えており、有線設計のイヤホン／ヘッドホンも変換アダプタなしで使えます。

カメラは背面・前面ともシングル（単眼）設計。アウトカメラが4,800万画素のイメージセンサーにf/1.79のレンズ、インカメラは1,600万画素のセンサーにf/2.0のレンズという構成です。

端末のロック解除などに使用できる生体認証機能として、背面のセンサーによる指紋認証をサポートします。

なおパッケージに含まれる内容物は端末本体、（前述の）スクリュードライバー、およびクイックスタートガイド（説明書）の3点。「既にあるものを使いまわしてほしい」という意図により、USB Type-Cケーブルや充電器、イヤホンは同梱されません。使えるものが手元にない場合は、別途用意が必要です。

「Fairphone 3+」の技術仕様

Fairphone公式サイトのイギリス向け製品ページなどにて確認できる、Fairphone 3+（欧州版）のおもな仕様情報は次のとおり。

Fairphone 3+

Fairphone

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