新色かつ”個人的に好きな色”(=緑色)という理由から、2019年9月の発売直後に購入したApple iPhone 11のグリーンカラー。
この本体色と相性のよさそうなケースを海外で見つけたため、購入し3ヶ月ほど使ってみました。
この記事ではSpeck(スペック)製のiPhone 11専用ケース「CandyShell Grip(キャンディシェル・グリップ)」をレビューします。
色見はiPhone 11のグリーンにまさにピッタリ。”ケースとして安心感”も抜群で、海外から個人輸入してでも試す価値アリの製品です。
記事の目次
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CandyShell Gripについて
総評(メリット・デメリット)
CandyShell Gripを使って感じた「よいところ」と「物足りないところ」は以下のとおり。
- 色見が”新色”にぴったり合う
- 滑らず持てる・置けるようになる
- iPhone 11をしっかり守ってくれる
- 日本国内では正規販売されていない
- 大きさと重さがそれぞれ結構増える
iPhoneシリーズは多種多様なメーカー/ブランドがアクセサリーや周辺機器を販売。そのため保護性能だけならば、優れた製品は多く存在しています。
ただしiPhone 11のグリーンカラーに装着したとき、見た目も自然にまとまる製品となると、候補はかなり限定的に。
その点、CandyShell Gripは”無難”でなく、まさに”ぴったり”な見た目にまとまります。保護性能に加え、デザイン面も重視したい場合にオススメです。
一方で最大の難点は入手のしづらさ。2020年3月現在、iPhone 11用のCandyShell Gripを国内正規品として取り扱う業者・販売店はありません。ほしい場合は個人輸入などで海外から取り寄せることになります。
ぼくはAmazon(アマゾン)の米国向けサイトAmazon.comを利用して個人輸入しました。米Amazonでは税別USD20.00(約2,200円)前後で販売されています。
製品情報
主な特徴
CandyShell Gripシリーズのおもな特徴は2点。
- カジュアルなデザイン
- ミルスペック準拠のタフネス設計
ケースの素材はポリカーボネートと熱可塑性エラストマー(ねつかそせいエストラマー。以下、TPE)。TPEはゴムやシリコンのように柔軟性と弾力性がある素材です。
iPhone 11を2層で包むことにより、米国防総省の軍用品調達基準(Military Standard。通称“ミルスペック”)のMIL-STD-810Gに準拠する耐落下・衝撃性能を実現しています。
外観デザイン
iPhone 11の本体カラー(グリーン)にあわせて選んだケースの色は「Cool Blue/Cadet Blue」。
▼CandyShell Grip(色名:Cool Blue/Cadet Blue)
水色に近い”固い部分”がポリカーボネート製。濃い青色の”柔らかい部分”はTPE製です。
外側のストライプ柄は手に持ったり、台に置いたりする際には滑り止めとして機能します。
▼ストライプ柄はTPEで立体的にデザインされている
ポリカーボネート部はまさに”グリーンのiPhone 11専用”とでもいうべき色見。装着時にはiPhone 11の背面(緑色部)の大部分が隠れてしまいますが、色のイメージはそのままを維持できます。
▼並べてみると色見はかなり近いことがわかる
なお二つの素材を組み合わせた多層構造であり、iPhone 11に装着することで大きさ・重さがそれなりに増えてしまう点は注意が必要です。
▼ケース重量は実測で45g
フィット感はかなりのもの。「落としてもケースが簡単に外れない」「落としてもiPhone 11をしっかり守ってくれる」ことが手に持つだけで直感的に理解できるレベルです。
▼iPhone 11に装着したところ。サイズ(装着感)はかなりよい
アウトカメラ用の開口部の縁取りのみ、黒色が使われています。ケース自体の厚みにより、カメラレンズもきちんと保護。
▼カメラ用の開口部もていねいなつくり
前面を縁取るTPE部分も、フロントパネルより高さがある設計。伏せて置いた場合にも、ディスプレイが置いた場所に直接触れることはありません。
▼平らな場所になら安心して置けるデザイン
Lightning端子用の開口部は楕円形。開口の大きさは実測で縦6mm×幅11-13mm。周囲はTPEで縁取られており、開口部よりやや太い程度のコネクタなら無理やり差し込めます。
▼少しなら無理の利く開口部
使う中でデメリットとして気になったことは大きさと重さ。手に持つと結構ズッシリきます。
▼装着時(iPhone 11とCandyShell Grip)の総重量は実測で237g
iPhone 11自体がそこそこ重い製品。ケースを選ぶ際に「(これ以上は)ちょっと重くなっても気にならない」のか、はたまた「これ以上重くなるとつらい」のかは人により分かれることでしょう(ぼくは前者でした)。
CandyShell Gripの購入を検討するのであれば「自分がどちらのタイプか?」を考えてみることはお忘れなく。
さいごに
CandyShell Gripを装着した状態で3ヶ月ほど使用。これまで何度か床(フローリング)に落としていますが、iPhone 11とケースのいずれも破損せず、目立つ傷がつくこともなく使えています。
またiPhone 11とCandyShell Gripが”もともとひとつのもの”であるかのごとく、見た目と手に持った感覚の両方で一体化を強く感じます。落下の衝撃による二次的な破損(=落下の衝撃でケースが外れ、その後のバウンドでスマホ本体に傷がつくなど)も心配する必要はなさそうです。
せっかく購入した新色(グリーン)のiPhone 11。見た目のイメージを大きく変えず、でも大切に保護して使いたいということであれば、ぜひCandyShell Gripを試してみてください。
補足情報
米Amazonの利用方法
Amazonの日本向けサイト(Amazon.co.jp)で作成したアカウントは海外向けAmazonでは使用不可。米Amazon利用には別途、海外向けサイトで使えるアカウントが必要です。
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