既報のとおり、海外通販サイトClove(クローブ)でSamsung Galaxy Note10+を購入。この際、発送には「Tracked and Signed Post(Royal Mail)」を利用しました。
この記事ではCloveでの買い物にて、「Tracked and Signed Post(Royal Mail)」を選んだ場合にかかる配達までの所要日数、税金などの支払い方法、購入品の荷姿、節約額を紹介します。
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記事の目次
はじめに
「Royal Mail」とは
Royal Mail(ロイヤルメール)はイギリスで郵便事業を営む企業の名称。郵便に関するユニバーサルサービスを提供しており、完全に民営化されています。
立場は日本国内だと「日本郵政」と同じです。
Royal Mailを利用して英国から日本へ荷物を発送した場合、日本国内での運搬と配達は日本郵政が担当します。
「Royal Mail」の追跡方法
Royal Mailで発送された荷物は、Royal Mail公式サイト内の専用ページに荷物のトラッキングナンバーを入力すれば配送状況を追跡できます。
なお以降はCloveで購入した商品の追跡の流れです。Cloveの場合、追跡番号は出荷完了を通知するEメール内から確認可能です。
▼出荷通知メール内にある「Your Order」のリンクを押す
▼注文内容が表示される。下部の「Tracking Number」が追跡番号
▼Royal Mailの追跡ページに番号を入力。「Track your delivery」を押す
▼追跡・履歴情報が表示される(写真は配達済みのもの)
「Tracked and Signed Post」について
ポイントまとめ
Cloveの発送に「Tracked and Signed Post(Royal Mail)」を使って確認したポイントは以下のとおり。
- 出荷~配達の所要日数は10日前後(配送先が日本の場合)
- 荷物を受け取る際に「税金+手数料」を現金払いする
- 荷物の梱包は“必要最低限”レベル
- メリットは「安価で追跡もできる」こと。デメリットは「所要日数が長い」こと
- 注文内容(価格基準?)により選べない場合もある
実例紹介
所要日数(出荷~配達)
Tracked and Signed Post(Royal Mail)で発送された荷物について、出荷から配達までに要した日数は9日間(出荷日の8日後に配達)。
注文時に案内されていた内容は「7~21営業日で配達」であり、当初案内より若干短い時間で配達されたことになります。
参考までに実際のスケジュールを載せておきます。
日付 | 内容 |
---|---|
8月28日(水) | Cloveから出荷 |
8月30日(金) | 英国(ロンドン・ヒースロー空港)を出発 |
9月2日(火) | 日本(川崎東郵便局)に到着 |
9月3日(水) | 通関完了 |
9月4日(木) | 配達担当の地方郵便局に到着 |
9月5日(金) | 自宅に配達 |
商品代以外の支払い金額
荷物を受け取る際、配達員の方に輸入消費税と諸手数料を現金で支払いました。
Cloveでの注文時に支払い済みのお金は「商品代金」「配送料」の2つ。海外からスマートフォンを個人輸入する場合、このほかに「輸入消費税」と「諸手数料」が費用としてかかります。
ちなみに2019年12月現在、スマートフォンを含む「電話機」に関税はかけられていません(免税対象です)。
荷物の受け取り時、配達員の方から「課税額(=輸入消費税)」と「通関料(=諸手数料)」を請求されます。その場で現金払いします。
今回の注文内容は、商品代金と配送料の合計額がGBP849.50。実際に請求された課税額が5,000円、通関料は200円でした。計5,200円を現金で配達員の方に支払っています。
課税額の請求内容(内訳や根拠)は荷物に付けられた「国際郵便物課税通知書」で確認できます。また通関料については配達員の方から領収書がもらえます。
▼荷物に付いていた国際郵便物課税通知書
▼消費税の内訳(内国消費税と地方消費税)が書かれている
▼通関料はその場で簡易の領収書を発行してもらえる
そのほか、スマホを個人輸入する際にかかる費用とその計算方法は、以下の関連記事にまとめています。
節約額(他発送方法との比較)
Cloveで利用できる発送方法のうち、出荷~発送の所要日数が2~4営業日と短い「UPS Worldwide」と比較すると、配送料はおおよそ2,700円安く抑えることができました。
注文時の配送料はUPS WorldwideだとGBP35.43(約5,200円)。Royal MailはGBP17.00(約2,500円)。差額はGBP18.43(約2,700円)となる計算です。
所要日数(短いか長いか)と配送料(高いか安いか)を意識しつつ、その時々の要望に適した発送方法を選びましょう。
荷姿と梱包状況
梱包は「エアパッキン+ビニール袋」という必要最低限レベルの内容でした。
荷姿の外見に目立つ破損(破れなど)はなかったものの、開けてみると商品パッケージにはへこみが2箇所。ただし搬送中にできたものなのか、判断はできませんが……。
▼荷姿。表面に送り状(シール)、裏面に課税通知書が貼られている
▼外側はビニール袋のみ。ダンボールなどは使われていない
▼中にはプチプチで包まれた商品と注文明細書
▼商品自体の梱包は必要最低限レベル。プチプチシートが1~2周巻かれている
▼商品の外箱。いつできたものか不明だが、角が2箇所つぶれていた