既報のとおり、モバイルガジェットの海外通販サイトETORENで2019年8月中旬に発売されていた、Samsung Electronics(サムスン電子。以下、Samsung)「Galaxy Note10+」のExynos 9825プロセッサ搭載品。
当初「出荷開始予定日:8月26日(月)」と案内されたスケジュールが前倒しに。商品発送がはじまっています。
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価格情報
ETORENで商品の出荷がはじまっているのはSamsung Galaxy Note10+(型番:SM-N975F/DS)。
シンガポールを含む世界の広域に投入されているSIMフリー製品で、Exynos 9825プロセッサや12GBのシステムメモリ、Dual SIMカードスロットを搭載します。
ETORENでは2種類の内蔵ストレージ容量(256GB/512GB)と3色の本体カラー(Aura Black/Aura White/Aura Glow)をかけ合わせた計5商品が注文できます。
ROM256GB搭載品
2019年8月23日(金)時点における価格設定は、輸入消費税分を含む税込価格が126,200円。発売直後と比べて1,100円値上げされています。
日本国内住所宛てへの配送料を加味した購入費用の総額は約128,200円です。
参考までに、シンガポール向けに設定されたGalaxy Note10+(型番:SM-N975F/DS)の税込価格は、ROM256GB搭載品だとSGD1,598(約123,300円)。ETORENを利用して個人輸入する場合、海外現地向け価格プラス5,000円前後で入手できる計算です。
ROM512GB搭載品
2019年8月23日(金)時点における価格設定は、輸入消費税分を含む税込価格が135,700円。発売直後と比べて13,600円値下げされています。
日本国内住所宛てへの配送料を加味した購入費用の総額は約137,700円です。
参考までに、シンガポール向けに設定されたGalaxy Note10+(型番:SM-N975F/DS)の税込価格は、ROM512GB搭載品だとSGD1,898(約146,400円)。ETORENを利用して個人輸入する場合、海外現地向け価格より9,000円前後安く入手できる計算です。
(Source:ETOREN)
製品情報
「Galaxy Note10+」の特徴
Galaxy Note10+は2019年8月にSamsungが海外で発表したスマートフォン。2019年8月23日(金)現在、日本では未発売の製品です。
外装にガラスと金属を用いた本体はIP68等級の防塵防水設計。
ベゼルレスデザインの前面には、アスペクト比19:9で6.8インチ・2K+解像度(3040×1440ドット)の有機ELディスプレイを搭載します。
「狭額縁」「縦長画面」などのトレンド要素、前面中央上部へパンチホール状にカメラを埋め込む穴あきデザイン「Infinity-O Display(インフィニティ・オー・ディスプレイ)」を組み合わせることで、大画面と持ちやすい本体サイズの両立が図られています。
搭載するバッテリーの容量は4,300mAh。最大45W入力での急速有線充電に対応し、別売り品など互換性のある充電機器とセットで使えば充電時間を短縮できます。
急速有線充電についてはSamsung独自の急速充電技術「Super Fast Charging」に加え、Qualcommの急速充電規格「Quick Charge 2.0(QC2.0)」やUSB Power Delivery3.0(USB PD3.0)との互換性も備えます。
Qi(チー)規格準拠のワイヤレス充電機能も搭載。ワイヤレス充電においても互換性のある機器とセットにすることで最大15W入力での急速充電が利用できます。またワイヤレス充電に対応する他機器へ電力を供給する機能「Wireless PowerShare(ワイヤレス・パワーシェア)」も備えます。
有線での充電時などに使用する外部入出力端子の形状はUSB Type-Cです。なお今作では3.5mmオーディオ端子は廃止に。有線イヤホン/ヘッドホン利用時はアダプタを介してUSB Type-C端子から接続することになります。
音響機能ではSamsung傘下の音響機器メーカーHarman International Industries(ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)のAKGブランドがサウンドチューニングを担当しています。
映像業界でよく知られる3D音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも対応。イヤホン/ヘッドホンでも、内蔵するデュアルステレオスピーカーでも、立体的で臨場感あるサラウンドサウンドが楽しめます。
アウトカメラはクアッド(四眼)設計。プライマリカメラが1,200万画素のイメージセンサーにf/1.5およびf/2.4で絞り値が可変するレンズ、セカンダリカメラが1,600万画素のセンサーにf/2.2のレンズ、ターシャリカメラは1,200万画素のセンサーにf/2.1のレンズという構成です。クオータナリカメラにはVGA解像度(約30万画素)のセンサーを備えます。
プライマリカメラにはデュアルピクセル設計のセンサーを搭載。シーンに応じて絞り値を機械的に切り替える設計や光学式の手ぶれ補正も備え、明るいシーンでは輪郭をくっきり捉えたシャープな写真、暗いシーンならノイズを抑えた明るい写真が撮影できます。
セカンダリカメラはプライマリカメラに対して約1.6倍の画角(画角123度)をほこる超広角設計。ターシャリカメラはプライマリカメラ比で光学2倍ズームに相当する望遠設計(※光学式手ぶれ補正付き)です。
クオータナリカメラは「DepthVision Camera(デプスビジョンカメラ)」と名付けられた、空間の深度測定に使われる3Dデプスカメラ(TOFカメラ。Time of Flightカメラ)になっています。
アウトカメラには被写体をAIで自動検出・識別し最適な撮影モードを提案してくれる「Scene Optimizer(シーンオプティマイザー)」、アクションカムのように衝撃や振動を軽減した広角動画が撮れる「Super Steady(スーパーステディ)」、複数のカメラで背景ボケをつくりだす「Live Focus(ライブフォーカス)」などの機能を搭載。Live FocusはGalaxy Noteシリーズとしてはじめて(Galaxyシリーズ全体ではGalaxy A80に次いで)動画撮影時にも使えるようになりました。
インカメラはシングル設計で、1,000万画素のイメージセンサーにf/2.2のレンズという組み合わせ。インカメラのセンサーもデュアルピクセル設計にすることで、ピント合わせの精度を高めています。
本体内に収納できる手がき入力デバイス「Sペン」は4,096段階の筆圧感知に対応します。
旧作(Galaxy Note9)で初搭載されたBluetoothモジュールに加え、ジャイロセンサーと加速度センサーを含む6軸センサーを追加で搭載。ジェスチャー操作機能「Air Actions(エアアクション)」を新たにサポートしたことで“リモコン”としての使い方の幅が広がりました。
端末のロック解除などに使用できる生体認証機能として、画面に埋め込まれたセンサーを使う指紋認証、インカメラなどによる顔認証をサポートします。
「Galaxy Note10+」の技術仕様
Samsung公式サイトのシンガポール向け製品ページにて確認できる、Samsung Galaxy Note10+(型番:SM-N975F/DS)のおもな仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 162.3mm |
横幅 | 77.2mm |
厚さ | 7.9mm |
重さ | 196g |
システム | |
OS | Android 9.0 |
SoC | Samsung Exynos 9825 Octa-Core
|
RAM | 12GB |
ROM | 次のいずれか
|
SDカード | 対応(最大1TBまで) ※SIMカードスロット2との排他設計 |
バッテリー | 4,300mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.8インチ |
解像度 | WQHD+(3040×1440ドット) |
種類 | Dynamic AMOLED |
カメラ | |
背面カメラ | クアッドカメラ
|
前面カメラ | 1,000万画素 |
SIMカード | |
種類 | nanoSIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 25 Band 26 Band 28 Band 32 Band 66 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
Band 2 Band 3 Band 5 Band 8 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |