既報のとおり、モバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)で2018年10月中旬より購入の仮予約受付が始まっていた、Google「Pixel Slate」。
当初は取扱い予定の計5モデルすべてで「未定」と案内されていた本体価格ですが、商品ページの記載内容が更新されています。最下位仕様モデルは97,355円で販売される見込みです。
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EXPANSYSで新たに予定本体価格が公開されたのはGoogle Pixel Slate。4GBのシステムメモリや32GBの内蔵ストレージ、Intel Celeronプロセッサを搭載する最下位仕様のモデルです。
2018年12月13日(木)時点における価格設定は、予定本体価格が97,355円。
本体代金だけで70,000円以上であるため、日本国内住所宛てへの配送料は無料になると想定できます。輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約101,900円。
またEXPANSYSでの仮予約には、商品購入時に代金からUSD10.00相当が割引される特典付き。これも踏まえると仮予約受付中の今時点から注文すれば約100,800円で入手できる計算です。
Pixel Slateは2018年10月にGoogleが海外で発表していたChrome OS搭載のタブレット端末。
筐体はアルミニウム製で、前面には12.3インチ(3000×2000ドット)の液晶ディスプレイやデュアルステレオスピーカーを搭載。ディスプレイは別売りのデジタイザーペン「Pixel Pen」を使った手書き操作・入力もサポートします。
搭載するバッテリー容量は48Wh。満充電の状態から最大10時間の連続駆動が可能とし、付属の45W出力充電器を使えば15分で2時間使えるだけのバッテリー容量を急速充電できます。
有線接続でのデータ転送や充電に使用する外部入出力端子はUSB Type-C規格です。このほか別売りの専用キーボードアクセサリ「Pixel Slate Keyboard」を装着するためのコネクタも備えます。
カメラは背面・前面ともシングル設計。背面には800万画素のイメージセンサーにf/1.8のレンズ、前面には800万画素のセンサーにf/1.9のレンズを備えます。1画素あたりの面積は前面カメラ側がより大きく確保されており、ビデオチャットなどでの利用がより意識された設計です。
端末のロック解除などに使える生体認証機能として、上側面に搭載するセンサーを用いた指紋認証をサポートします。
そのほかGoogleストアの米国向けサイトにて確認できる、Google Pixel Slateの主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 202.04mm |
横幅 | 290.85mm |
厚さ | 7.0mm |
重さ | 721g |
システム | |
OS | Chrome OS |
プロセッサ | 次のいずれか
|
RAM | 次のいずれか
|
ROM | 次のいずれか
|
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 48Wh |
ディスプレイ | |
サイズ | 12.3インチ |
解像度 | 3000 × 2000 |
種類 | LCD |
カメラ | |
背面 | 800万画素 |
前面 | 800万画素 |
SIMカード | |
種類 | – |
スロット数 | -(非搭載) |
通信方式 | |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
参考までに、米国向けに設定されたPixel Slateの価格は最下位仕様品(Intel Celeron/RAM4GB/ROM32GB)だとUSD599.00(約68,000円)。
EXPANSYSでは海外現地向け価格と比べて30,000円前後高い金額で発売される予定です。
Source:EXPANSYS