モバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)で2018年10月下旬に発売されていた、Huawei Technologies(華為技術/ファーウェイ。以下、Huawei)「Mate 20」。
発売から1ヶ月で3,900円値下げされ、税込価格80,900円で提供されています。
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ETORENで価格が値下げされているのはHuawei Mate 20(型番:HMA-L29)。香港やシンガポールなどを含む世界の広域に投入されているグローバル仕様のDual SIMモデルで、6GBのシステムメモリや128GBの内蔵ストレージを搭載。値下げ対象の本体カラーは2色(Black/Mignight Blue)です。
2018年11月25日(日)時点における価格設定は、輸入消費税分を含む本体価格が80,900円。ETORENで販売が始まった2018年10月時点での本体価格は約84,800円であり、発売から1ヶ月で3,900円安くなりました。
日本国内住所宛てへの配送料を加味した購入費用の総額は約82,900円です。
Mate 20は2018年10月にHuaweiが海外で発表したスマートフォン。同社フラグシップライン「Mate(メイト)」シリーズの最新モデルです。
ベゼルレスデザインの前面にはアスペクト比18.7:9で6.53インチ・フルHD+解像度の液晶ディスプレイを搭載します。ディスプレイ上部には“ノッチ”と呼ばれるV字型の切り欠き付きです。
「狭額縁」「縦長画面」「ノッチ」などトレンド要素、したたる水滴のように小さくデザインされたノッチにより、大画面と持ちやすい本体サイズの両立が図られています。
チップセットは自社製のKirin 980(オクタコア)。7nm(ナノミリ)プロセスで製造されるコンパクトな設計により、処理速度や電力効率を高めています。
NPU(Neural Processing Unit)は2つ搭載。片方でAI技術に関連する解析処理、もう一方は動作の効率化や特定のタスク処理を重点的にこなします。
衛星測位システムとして搭載されるGPSは2つの周波数をサポート。位置測位においては“障害物”となってしまう建物が周囲に多い環境でも、2つの周波数で相互に補完し位置情報を測定。地図アプリのナビゲーション機能などがより高い精度で利用できます。
搭載するバッテリーの容量は4,000mAh。別売りの急速充電器を使えば、30分でバッテリー容量の最大58%が充電できるとうたいます。充電や有線でのデータ転送時に用いる外部入出力端子はUSB Type-C規格です。
背面カメラはライカ(Leica)と協業で開発されたAI技術搭載のトリプル設計。
広角設計のプライマリカメラは1,200万画素のイメージセンサーにf/1.8のレンズ、超広角設計のセカンダリカメラは1,600万画素のセンサーにf/2.2のレンズ、望遠設計のターシャリカメラは800万画素のセンサーにf/2.4のレンズという構成です。
カメラはレーザーAF、像面位相差AF(PDAF)、コントラストAFを組み合わせたハイブリッドオートフォーカス搭載でピント合わせの精度を高めています。またターシャリカメラはプライマリカメラ比で光学3倍ズーム相当の望遠撮影が可能です。
前面カメラはシングル設計で、2,400万画素のイメージセンサーにf/2.0のレンズという組み合わせ。
端末のロック解除などに使える生体認証機能として、背面カメラ下のセンサーを用いた指紋認証をサポートします。
そのほかHuawei公式サイトのグローバル向け製品ページにて確認できる、Huawei Mate 20(型番:HMA-L29)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 158.2mm |
横幅 | 77.2mm |
厚さ | 8.3mm |
重さ | 188g |
システム | |
OS | Android 9 / EMUI 9.0 |
SoC | HUAWEI Kirin 980 Octa-Core
|
RAM | 次のいずれか
|
ROM | 128GB |
SDカード | 非対応 ※独自規格「NM card」に対応 |
バッテリー | 4,000mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.53インチ |
解像度 | FHD+(2244 × 1080) |
種類 | TFT LCD |
カメラ | |
背面 | トリプルカメラ
|
前面 | 2,400万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 6 Band 7 Band 8 Band 9 Band 12 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 26 Band 28 |
TDD-LTE |
Band 34 Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | – |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
Band 2 (1900 MHz) Band 3 (1800 MHz) Band 5 (850 MHz) Band 8 (900 MHz) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | – |
参考までに香港向けに設定されたMate 20(型番:HMA-L29の価格は、RAM6GB/ROM128GB搭載品だと税なしでHKD5,288(約76,400円)。
ETORENが設定する本体価格を元に試算できる税別価格はRAM8GB/ROM128GB搭載品でおおよそ77,100円です。
値下げにより、ETORENでは海外現地向け価格とほぼ変わらない金額で注文可能になりました。
なおHuaweiの日本法人では2018年11月28日(水)に新製品の発表会を開催予定。この場にて、日本市場向けのMate 20シリーズが正式発表される見込みです。
2018年11月28日 スマホ新時代の到来#HUAWEI pic.twitter.com/iI9Xh6lNmD
— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) 2018年11月22日
Source:ETOREN