ASUS ROG Phoneが米Amazonで発売。本体価格約101,800円

米国向け通販サイトAmazon.comにて、ASUSTeK Computer（華碩電脳／エイスース。以下、ASUS）「ROG Phone」が発売されました。

Amazon.comで新発売となっているのはASUS ROG Phone（型番：ZS600KL／A version）。取り扱うのは北米仕向けでSIMロックフリー仕様のDual SIMモデル。8GBのシステムメモリや128GBの内蔵ストレージを搭載します。

2018年11月3日（土）時点における価格設定は、本体価格がUSD899.99（約101,800円）。

日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などの支払いに充てられるデポジットを加味した購入費用の概算見積額は、請求通貨を日本円で指定すると115,062円。米ドルで指定するとUSD980.56（約112,700円）です。

また上記費用は「個人輸入扱いではない」想定で計算された内容。輸入時に個人輸入扱いとされればデポジットの余り分が返金される可能性もあり、たとえば今回の場合だと3,200円前後の後日返金（クレジットカードへの返金処理）も期待できます。

ROG Phoneは2018年6月にASUSが海外で発表していた製品。同社のゲーミング機器ブランド「ROG（アールオージー。Republic of Gamersの略）」にラインナップされたはじめてのスマートフォンです。

筐体の外装素材は金属とガラス。前面にはアスペクト比18:9で6.0インチ・フルHD+解像度の有機ELディスプレイを搭載。ディスプレイはリフレッシュレート90Hzの高速駆動、1ms（1000分の1秒）の応答速度に対応します。

“ゲーム用のスマホ”として本体はランドスケープモード（横向き）での使用を意識した設計。右側面にはゲームパッドの「Lボタン」「Rボタン」のように使えるタッチセンサーを搭載。下面に設けられた3.5mmオーディオジャックやUSB Type-C端子のほか、左側面にも独自デザインの端子を備えます。

プロセッサはQualcommのSnapdragon 845モバイルプラットフォーム。動作周波数が最大2.96GHzにクロックアップされたカスタムモデルです。筐体内部には「GameCool System」と呼ばれる独自の冷却機構も備え、発熱によるパフォーマンス低下を予防しています。

内蔵するバッテリーの容量は4,000mAh。Qualcommの急速充電規格「QuickCharge 4.0（QC4.0）」をサポートし、パッケージに同梱される充電器などを使用すれば30分で60%の充電が可能です。

背面カメラはAI技術搭載のデュアル設計。

プライマリカメラは標準画角（画角78.2度）で1,200万画素のイメージセンサーにf/1.7のレンズという構成。4軸の光学式手ぶれ補正機能付きです。セカンダリカメラは超広角設計（画角120度）で有効画素数は800万画素となっています。

背面カメラではAI技術で撮影対象を16シーンに分類。シーンごとに適した撮影設定を自動で施します。またリアルタイムでのポートレート撮影、美観エフェクト機能も備えます。

前面カメラはシングル設計で、800万画素のイメージセンサーにf/2.0のレンズという組み合わせです。

端末のロック解除などに使える生体認証機能として、背面搭載のセンサーを用いた指紋認証をサポートします。

機能を拡張するための機器として、デバイスの放熱を助ける「AeroActive Cooler」、2画面搭載の携帯型ゲーム機のように使える「TwinView Dock」、デバイス自体をゲームパッド化する「Gamevice」など多彩なアクセサリーも用意されています。

そのほかASUS公式サイトの米国向け製品ページにて確認できる、ASUS ROG Phone（型番：ZS600KL／A version）の主な仕様情報は次のとおり。

ASUSの日本法人では2018年11月16日（金）にスマートフォンの新製品発表を予定。この場にて、日本向けにもROG Phoneが正式発表される見込みです。

Source：Amazon.com

ROG Phone（型番：ZS600KL）

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