モバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)にて、Samsung Electronics(以下、Samsung)の最新ハイエンドタブレット「Galaxy Tab S3(9.7インチ)」が発売になりました。
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ETORENで新たに発売中となったのは、Samsung Galaxy Tab S3 9.7。ラインアップは型番がSM-T820NのWi-Fi専用モデルが2色(Black/Silver)、SM-T825YのLTE対応モデルが2色(Black/Silver)、SM-T825CのLTE対応モデルが2色(Black/Silver)の合計6モデル。
ちなみにWi-Fi専用モデルおよび型番がSM-T825YのLTE対応モデルはシンガポール向け製品、残る型番がSM-T825CのLTE対応モデルは香港向け製品となっています。
2017年5月10日(水)時点における価格設定はモデルごとに異なっており、輸入消費税分を含む本体価格、そして日本国内住所宛てへの配送料、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した購入費用の概算見積額はそれぞれ次のとおりです。
モデル | 本体価格 | 購入費用 (概算) |
本体色 |
---|---|---|---|
SM-T820N (Wi-Fi専用) |
約¥74,700 (USD654.00) |
約¥78,000 | Black Silver |
SM-T825Y (LTE対応) |
約¥85,400 (USD748.00) |
約¥88,900 | Black Silver |
SM-T825C (LTE対応) |
約¥87,900 (USD770.00) |
約¥91,400 | Black Silver |
Galaxy Tab S3 9.7は2017年2月に発表された9.7インチ(解像度は2048×1536)の有機ELディスプレイを搭載するタブレット。
プロセッサにSnapdragon 820(クアッドコア)を採用し、4GBの内部メモリ、32GBの内蔵ストレージ、6,000mAhのバッテリーなどを備えます。
特徴のひとつとして、同社のハイエンドファブレット「Galaxy Note」シリーズでおなじみの自社製デジタイザーペン「Sペン」での手書き入力をサポート。パッケージにも、新たにデザインされたSペンが同梱されます。
またマルチメディア用途の高いタブレットということで、本体には、Samsung傘下にある大手音響機器メーカー・Harman International Industries(ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)によって調整された4つのスピーカーも搭載します。なお防塵防水設計ではありません。
そのほかSamsung公式サイト(シンガポール向け/香港向け)より確認できる、各モデルの主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 237.3 mm |
横幅 | 169.0 mm |
厚さ | 6.0 mm |
重さ | 429 g(Wi-Fi専用モデル) 434 g(LTE対応モデル) |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-Core 2.15GHz x 2 1.6GHz x 2 |
RAM | 4 GB |
ROM | 32 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) |
バッテリー | 6,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 9.7 インチ |
解像度 | QXGA(2048 x 1536) |
種類 | Super AMOLED |
カメラ | |
メイン | 1,300 万画素 |
サブ | 500 万画素 |
SIMカード(※LTE対応モデルのみ) | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式 | |
SM-T820N | -(非対応) |
SM-T825Y | FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/17/20/28 TDD-LTE:B38/40 UMTS:B1/2/4/5/8 TD-SCDMA:- CDMA:- GSM:850/900/1800/1900MHz |
SM-T825C | FDD-LTE:B1/3/5/7/8 TDD-LTE:B38/39/40/41 WCDMA:B1/2/5/8 TD-SCDMA:B34/39 CDMA:BC0 GSM:850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) MIMO |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
2つのLTE対応モデル(SM-T825Y/SM-T825C)に関しては対応する通信方式・周波数が異なっている点に注意が必要です。
対応する周波数の数がより多いのはSM-T825Y(シンガポール版)ですが、こちらはTDD-LTEのBand41に非対応。SM-T825C(香港版)はTDD-LTEのBand41やCDMAのBand Class 0をサポートしますが、代わりにFDD-LTEのBand 28には非対応です。
日本国内での利用を考えて購入検討するのであれば、NTTドコモ系の回線で使う場合はSM-T825Yのモデルを、ソフトバンクやau系(非VoLTE SIM)で使う場合はSM-T825Cのモデルを選択するのが賢いといえそうです。
Source:ETOREN