日本向けの販売拠点を香港に置くモバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、Samsung Electronics(以下、Samsung)の新たなフラグシップスマートフォン「Galaxy S8」および「Galaxy S8+」の購入仮予約受付が始まりました。
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Galaxy S8
EXPANSYSで仮予約の受付が始まった1機種目は Samsung Galaxy S8。型番は記載がないものの、取扱いモデルは香港向けのSIMフリーモデルになると予想されます。
2017年4月3日(月)時点において、商品ページが用意されている本体カラーは4色(Midnight Black/Arctic Silver/Orchid Gray/Coral Blue)。なおいずれの色も、同日時点における予定本体価格は未定です。
Galaxy S8は2017年3月末に発表されたSamsung「Galaxy S」シリーズの最新モデル。同社の2017年におけるフラグシップスマートフォンです。
デザイン面での大きな特徴が、フロントパネルをほぼ埋め尽くす、アスペクト比 18.5:9 のディスプレイ。Samsungが「Infinity Display」と呼ぶこの画面では上下左右のベゼルを大きく省き、狭額縁を実現。左右については旧機種「Galaxy S7 edge」同様、湾曲したデザインです。
また今作では、2010年3月に発表された同シリーズの初代モデル「Galaxy S」から続いていた物理式のナビゲーションキーを廃止し、ディスプレイ上へ表示するオンスクリーン方式を採用。これまでAndroid標準とは異なり、左右が逆になっていた戻るキーとアプリ履歴キーの配置も、ユーザー側で設定変更が可能になりました。
目玉機能のひとつとなるのが「Bixby(ビックスビー)」と呼ばれるSamsung独自のインターフェース。本体側面に配置された専用ボタンを押すことで呼び出し、ユーザーからの問いかけ、あるいは現在位置などの状況を判断して、情報を提供します。学習機能も備えることから、使い込むほど“自分だけのアシスタント”として機能することが期待できます。
なお端末のロック解除に用いる機器としては、ディスプレイ上部のベゼルに虹彩認証カメラを、背面のメインカメラ横に指紋認証センサーを備えます。
そのほか、Samsungの香港向けニュースリリースにて確認できる主な仕様情報はつぎのとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 148.9 mm |
横幅 | 68.1 mm |
厚さ | 8.0 mm |
重さ | 155 g |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | Octa-core(2.3GHz + 1.7GHz) または Octa-Core(2.35GHz + 1.9GHz) |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.8 インチ |
解像度 | WQHD+(2960 x 1440) |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE | 不明(詳細情報なし) |
TDD-LTE | 不明(詳細情報なし) |
WCDMA | 不明(詳細情報なし) |
CDMA | 不明(詳細情報なし) |
TD-SCDMA | 不明(詳細情報なし) |
GSM | 不明(詳細情報なし) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) MU-MIMO |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
Samsungによれば、Galaxy S8シリーズは2017年4月21日(金)から順次世界中で発売されるとのこと。香港での発売時期も例年はそれほどズレる(遅くなる)印象はないだけに、EXPANSYSでのGalaxy S8シリーズ販売開始は4月末~5月中旬くらいを想定してよいのでは、と思います。
- Midnight Black:Samsung Galaxy S8 (64GB, Midnight Black)
- Arctic Silver:Samsung Galaxy S8 (64GB, Arctic Silver)
- Orchid Gray:Samsung Galaxy S8 (64GB, Orchid Gray)
- Coral Blue:Samsung Galaxy S8 (64GB, Coral Blue)
Galaxy S8+
EXPANSYSが仮予約の受付を始めたもう1機種が Samsung Galaxy S8+。こちらも、取扱いモデルは香港向けのSIMフリーモデルになるものと予想されます。
2017年4月3日(月)時点で商品ページが用意されている本体カラーは4色(Midnight Black/Arctic Silver/Orchid Gray/Coral Blue)。Galaxy S8+についても、同日時点での予定本体価格は未定です。
Galaxy S8とあわせて発表されたもう1つのフラグシップモデル、Galaxy S8+。対応する基本的な機能・仕様は同じとしますが、搭載するディスプレイの大型化(5.8インチ→6.2インチ)に伴い、本体サイズ、そしてバッテリー容量が大きくなっています。
6.2インチと聞くとスマホとしてはかなり大きいサイズの印象ですが、今回上下左右を狭額縁な設計にしたことで、画面サイズから想像する大きさより、実際の外寸法は意外とコンパクトです。
横向きにした際に視野を覆う角度が広い 18.5:9 の画面アスペクト比を考えると、動画視聴などを楽しむ人にはGalaxy S8+のほうがより適しているともいえそうですね。
こちらも参考までに、Samsungの香港向けニュースリリースにて確認できる主な仕様情報はつぎのとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 159.5 mm |
横幅 | 73.4 mm |
厚さ | 8.1 mm |
重さ | 173 g |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | Octa-core(2.3GHz + 1.7GHz) または Octa-Core(2.35GHz + 1.9GHz) |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) |
バッテリー | 3,500 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.2 インチ |
解像度 | WQHD+(2960 x 1440) |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 不明(詳細情報なし) |
通信方式 | |
FDD-LTE | 不明(詳細情報なし) |
TDD-LTE | 不明(詳細情報なし) |
WCDMA | 不明(詳細情報なし) |
CDMA | 不明(詳細情報なし) |
TD-SCDMA | 不明(詳細情報なし) |
GSM | 不明(詳細情報なし) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) MU-MIMO |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
現時点ではまだ、香港版が搭載するSoC(Snapdragon or Exynos)、対応する通信方式・周波数といった詳細情報は不明。ただし過去機種を考えれば、香港版は日本でも複数キャリアで使える仕様を持っていることが多く、海外版の中では有力な購入候補となる可能性が高いでしょう。
EXPANSYSの仮予約はキャンセルも含めて無料で利用でき、かつ最終的な購入意思は商品入荷直前に届くEメールへの返答で可能。購入するか見送るかは、そのメールが届くまでじっくりと考えられます。
くわえて仮予約を行なってから発売日に購入すれば、購入代金からUSD10.00相当が割り引かれる特典も。ざっくりいうと「購入を検討しているならとりあえずでも利用しない理由はナイ」といえる内容です。
発売と同時に購入する可能性が少しでもあるのであれば、忘れず仮予約を済ませておくことが、個人的にもオススメです。
- Midnight Black:Samsung Galaxy S8+ (64GB, Midnight Black)
- Arctic Silver:Samsung Galaxy S8+ (64GB, Arctic Silver)
- Orchid Gray:Samsung Galaxy S8+ (64GB, Orchid Gray)
- Coral Blue:Samsung Galaxy S8+ (64GB, Coral Blue)
追記:2017年5月24日
日本国内においても、NTTドコモから「Galaxy S8 SC-02J」および「Galaxy S8+ SC-03J」が発売されることが発表されました。
ドコモでは「Galaxy S8 SC-02J」および「Galaxy S8+ SC-03J」の予約購入&キャンペーンへの応募という条件を満たした全ユーザーを対象に、漏れなくSamsung製のVRヘッドセット「Gear VR + 専用コントローラセット」をプレゼント企画も開催中。
国内で単体購入すると15,000円(税込)近いものであるだけに、海外版にこだわる必要がなければ、ドコモ版の購入もオススメです。
なお予約はドコモショップ実店舗およびドコモオンラインショップのいずれでも可能ですが、「最速発売日当日に自宅で受け取れる」「購入時に余計なオプション加入を一切求められない」といったメリットがあるドコモオンラインショップを利用するほうが、個人的にはよりオススメです。
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Source:EXPANSYS