2016年7月に製造終了が発表されていた BlackBerry OS 搭載の最後発機「BlackBerry Classic」について、イギリスのモバイルガジェット通販サイトCloveが最後となる在庫の入荷をアナウンス。
一部カラーに限られるものの、新品の購入が可能になっています。
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“最終入荷”とする在庫がCloveに入荷しているのは BlackBerry Classic Q20(型番:SQC100-1)。商品は欧州・中東・アフリカ・アジア向けに投入されていたSIMフリーモデルで、日本でも再販総代理店の株式会社FOXが取扱していたモデルです。
2017年1月25日(水)時点で入荷している本体カラーは Whiteモデル のみ。価格設定はVAT(付加価値税)を除いた本体価格がGBP260.00(約36,900円)。
ここに日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約42,500円ほどとなります。
BlackBerry Classic は2014年12月に発表されたミドルレンジクラスのスマートフォン。BlackBerry社が開発するOS「BlackBerry OS」を搭載するスマホとしては最後発のモデルです。
本体には上部に3.5インチの正方形ディスプレイ、下部に縦4段からなる物理キーボードを搭載。またディスプレイとキーボードの間には4つの物理ボタンおよびトラックパッドが配置され、まさに古きよきBlackBerryの特徴が盛り込まれた“クラシック”仕様の製品です。
日本で販売されていたのと同じモデルということで、日本向けの技適マークが確認できる点も魅力といえますね。
そのほか、BlackBerry公式サイトの製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 131.0 mm |
横幅 | 72.4 mm |
厚さ | 10.2 mm |
重さ | 178 g |
システム | |
OS | BlackBerry 10 OS |
SoC | Qualcomm Snapdragon S4 1.5GHz Dual-Core |
RAM | 2 GB |
ROM | 16 GB |
SDカード | 対応(最大128GBまで) |
バッテリー | 2,515 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 3.5 インチ |
解像度 | 720 x 720 |
種類 | IPS LCD |
カメラ | |
メイン | 800 万画素 |
サブ | 200 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 5 Band 7 Band 8 Band 20 |
TDD-LTE | – |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 5 Band 6 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz) |
Bluetooth | Version 4.0 |
その他 | |
防塵防水 | – |
BlackBerryでは現在、物理キーボードを搭載したスマートフォン(仮称:BlackBerry premium keyboard smartphone)を開発しているものの、こちらはOSにAndroidを採用。
BlackBerry OSを搭載するスマートフォンは開発は既に終了(今後はサポートのみ提供)されており、今もBlackBerry機を愛用している、あるいはコレクション用の確保を考える方にとって今回の在庫入荷は魅力的な話といえそう。
ちなみに国内Amazon.co.jpマーケットプレイスではまだ若干数取扱いも見られますが、2017年1月25日時点での実売価格相場は49,000円(消費税・配送料込み)前後から。Cloveでの購入費用と比べると7,000円近く高い価格が設定されています。
CloveではこのBlackBerry Classicについても24ヶ月の商品保証(24 MONTHS WARRANTY)を謳っており、購入費用の安さだけでなく、長期的に使うことを前提とした安心面でも購入を勧めやすいセール内容です。
Source:Clove