※記事末に追記あり
香港とシンガポールに販売拠点を持つモバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)にて、Xiaomi Redmiシリーズの新たなフラグシップスマートフォン Redmi Pro の取り扱いが始まっています。
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2017年1月5日(木)時点で新たに取り扱いが始まっているのは Xiaomi Redmi Pro(本体色:Gold)。同機種には搭載するSoCやRAM/ROM容量の異なる3モデルが存在しますが、ETORENが取り扱うのはSoCにMediaTek製のHelio 25を採用し、ここに3GBのRAMと64GBのROMを組み合わせた中位モデルです。
同日時点における本体価格はUSD229.00(約27,000円)。日本国内住所宛てへの配送料、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した購入費用の概算見積額は約30,100円ほどとなります。
Redmi Pro は2016年7月に発表されていたXiaomi Redmiシリーズにおける現行のフラグシップスマートフォン。
金属製の筐体に5.5インチの有機ELディスプレイや4,050mAhの大容量バッテリー、またディスプレイ下には指紋認証センサーも搭載します。
Redmi Pro についてはスペックの異なる3モデルがラインナップされており、それぞれのSoCとメモリ、ストレージの組み合わせは次の内容となります。
- 通常版→SoC:MediaTek Helio X20(10コア)/RAM:3GB/ROM:32GB
- 中位版→SoC:MediaTek Helio X25(10コア)/RAM:3GB/ROM:64GB
- 上位版→SoC:MediaTek Helio X25(10コア)/RAM:4GB/ROM:128GB
※ETORENが現在取り扱うのは中位版(RAM3GB/ROM64GB)のみ
すべてのモデルに共通する、同機種の特徴といえるのが縦に2機配置されたカメラ。1,300万画素と500万画素、2機のカメラで構成されるリアカメラはそれぞれで撮影した情報を合成して1枚の写真に仕上げます。
500万画素のカメラは深度情報を記録するデプスカメラとなっており、ボケ味を生み出したり、撮影後にフォーカスポイントを変更するといった操作が行える設計です。
その他、Xiaomi公式サイトのグローバル向け製品ページにて確認できる Redmi Pro(ROM64GBモデル)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 151.5 mm |
横幅 | 76.2 mm |
厚さ | 8.15 mm |
重さ | 174 g |
システム | |
OS | MIUI base on Android 6.0 |
SoC | MediaTek Helio X25 Deca-Core 2.5GHz x 2 2.0GHz x 4 1.55GHz x 4 |
RAM | 3 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大128GBまで) ※SIMカードスロット2(Nano SIM)との排他仕様 |
バッテリー | 4,050 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.5 インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
種類 | OLED |
カメラ | |
リア | メイン:1,300 万画素 セカンド:500 万画素(深度カメラ) |
フロント | 500 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Micro SIM, Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 3 Band 5 Band 7 Band 8 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 (2555-2655MHz) |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 5 Band 8 |
CDMA | BC0 |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
Band 2 Band 3 Band 8 |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz) |
Bluetooth | Version 4.1 |
その他 | |
防塵防水 | – |
Redmi Pro については同日時点でまだ取り扱う通販サイトは少ない印象。当ブログで価格情報・在庫情報を紹介しているEXPANSYS(エクスパンシス)や1ShopMobile.comといった、ETORENと同じく香港に販売拠点を持つサイトでも取り扱いはされていません。
国内Amazon.co.jpマーケットプレイスを見てみると、ROM32GBの通常版は見つけることができましたが、こちらは2017年1月5日(木)15時時点における販売価格相場が約35,000円(税込)ほど。
ETOREN取扱品のほうが上位仕様であり、かつ入手にかかる費用も安い。また12ヶ月の商品保証付きという点も踏まえれば、現時点ではETORENでの購入は十分オススメできる内容です。
なお Xiaomi の Redmi Pro 製品ページ上には「When two SIM cards are used simultaneously, the primary SIM can support 4G+/ 4G / 3G / 2G calls and data while the secondary SIM can support 3G calls」と記載されており、4G+3Gの同時待ち受けに対応していることもわかります。
手頃な価格、カメラやそのたの設計も含め、いろいろと試してみるには面白い1台といえそうです。
Source:ETOREN
追記:2017年1月6日
ETORENに問い合わせて確認したところ、現在取り扱う商品は中国向けモデルとのこと。なおGoogle Playはプリインストール済みで、日本語選択も可能な仕様となっています。