※記事末に追記あり
本社をイギリスの構えるモバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、Googleの最新ハイエンドモデル Pixel XL の購入仮予約受付が始まっています。
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2016年11月30日(水)より新たに購入の仮予約受付がスタートしているのは Google Pixel XL。ROM容量は32GBモデルのみととなっており、本体カラーは2色(Quite Black/Very Silver)がラインナップ。
「型番:G-2PW2200」から、取扱い予定の商品はグローバル向けのSIMフリーモデルであることがわかります。
同日時点における予定本体価格は110,980円。本体代金だけで70,000円以上となるため日本国内住所宛てへの配送料は無料になると想定でき、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約116,200円ほど。
またEXPANSYSでは、仮予約を行なった上で実際に商品購入に至った場合、購入代金からUSD10.00相当を割り引くプロモーションを実施中。これも踏まえると、現時点から注文することで約115,100円ほどで入手できる試算です。
Pixel XLは2016年10月にGoogleが発表した、同社Nexusシリーズに変わる新たなスマートフォン。製品名に冠された”XL”のとおり、5.5インチ(解像度は2560×1440のWQHD)の大型ディスプレイを備える1台です。
機能面における最大の特徴となるのはGoogleが新たに開発した最新の音声アシスタント「Googleアシスタント」を搭載すること。現在まだ日本語では使用できない機能であるということには注意が必要ですが、機能自体は従来のAndroid向け音声アシスタント(Google Now)よりもさらに賢いものになっているとのこと。
ソフトウェアもNexusシリーズ同様、最新のものが常に提供されるようになっており、またSoCにQualcomm Snapdragon 821、RAMは4GBと製品自体もハイエンド仕様です。なお小型モデルとなるPixelとの違いは主に本体サイズ、重量、ディスプレイサイズ、バッテリー容量の4点。対応周波数やSoC、RAM容量などを含むその他の構成は同じとなります。
その他、Made by Googleの製品ページにて確認できるグローバル版(型番:G-2PW2200)の主な仕様情報は次のとおりです。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 154.7 mm |
横幅 | 75.7 mm |
厚さ | 7.3-8.5 mm |
重さ | 168 g |
システム | |
OS | Android 7.1 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 821 Quad-Core 2.15GHz x 2 1.6GHz x 2 |
RAM | 4 GB |
ROM | 32 GB または 128 GB |
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 3,450 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.5 インチ |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
種類 | AMOLED |
カメラ | |
メイン | 1,230 万画素 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 21 Band 26 Band 28 Band 32 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 9 Band 19 |
CDMA | BC0 |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) 2 x 2 MIMO |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
EXPANSYSは本社がイギリスにあり、そのイギリスでは既にPixel/Pixel XL(グローバルモデル)が発売中。おそらく商品在庫の確保もイギリスからになっていることが想像できます。
なおイギリスでの同モデル(Pixel XL 32GBモデル)の価格設定はGBP719.00(約101,700円)となっており、EXPANSYSの現状の本体価格設定は割高になっていることがわかります。
まだ発売地域が絞られており、かつ人気となっている最新機種なので、どうしても割高な価格設定になってしまうことは仕方がないかもしれません。ただ個人輸入による購入を検討するのであれば、定価を把握した上で、納得できる範囲のモノを探すよう意識したいところです。
Source:EXPANSYS
追記:2016年12月1日
2016年12月1日の19時ごろに改めて商品ページを確認したところ、2色の本体カラーいずれも若干数ながら在庫が入荷。販売が始まっています。
なお本体価格は当初予定より4,520円値上げされ、115,500円に変更。
日本国内住所宛てへの配送料は無料となっており、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約120,900円ほどとなっています。