約1ヶ月ほど前より Sony Mobile Communications(以下、Sony)Xperia Xブランドのフラグシップモデル Xperia XZ の購入予約を受け付けていたイギリスのモバイルガジェット通販サイトClove。
当初は10月上旬に初回分の在庫が入荷予定となっていましたが、この予定通り、販売が始まっています。
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Cloveにて新たに販売が始まっているのは Sony Xperia XZ。型番は「F8331」となっており、32GBの内蔵ストレージ(ROM)にSingle SIMスロットを搭載したSIMフリーモデルとなっています。
同日時点での価格設定は、VAT(付加価値税)を除いた本体価格がGBP449.17(約57,600円)。本体カラーは3色(Mineral Black/Platinum/Forest Blue)から選択可能です。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約64,500円ほどとなります。
2016年9月初旬に発表された Xperia XZ。Xperia Xシリーズのフラグシップモデルとして、金属製のボディに5.2インチのディスプレイ、Snapdragon 820プロセッサ、3GBのRAM、有効画素数2,300万画素のメインカメラ、同1,300万画素のサブカメラなどを搭載するハイエンドモデルです。
本体側面に配された電源キーには指紋認証センサーも内蔵され、メインカメラ横にはXperiaブランド史上初となるレーザーオートフォーカス用の赤外線センサーも搭載。本体は防塵防水仕様にもなっています。
Xperia XZは既に台湾や香港など、アジア向けにもDual SIMスロット搭載モデルが発売中。仕様面に見る主な違いは内蔵ストレージ(ROM)容量とSIMスロットの数のみで、対応する周波数などは変わりません。
参考までに、Sony Developer Worldにて公開中のホワイトペーパー(F8331/F8332)で確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:146.0 mm 横幅:72.0 mm 厚さ:8.1 mm |
重量 | 161 g |
OS | Android 6.0.1 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-Core (2.2GHz Dual + 1.6GHz Dual) |
メモリ |
【F8331】 【F8332】 |
バッテリー | 2,900 mAh |
ディスプレイ | 5.2インチ フルHD(1920 x 1080) TFT液晶ディスプレイ |
カメラ | メイン:2,300万画素 サブ:1,300万画素 |
通信方式 |
【F8331/F8332共通】 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz), MIMO |
その他 |
【F8331】 【F8332】 |
Xperia XZに関しては、Dual SIMスロットを搭載する「型番:F8332」のモデルがExpansys(エクスパンシス)やETOREN(イートレン)といった海外通販サイトでも発売中です。
仕様で比べるとDual SIMモデルはSingle SIMモデルよりも上位に位置するモデルとなっていること、ExpansysやETORENでは販売するスマートフォンに対して12ヶ月の保証を付帯していることもあり、同日時点における本体価格は70,000円台中盤~後半に設定されています。
Dual SIMスロット搭載モデルであれば(おそらく)4G+3Gの同時待ち受け(デュアルシム・デュアルスタンバイ)もサポートしているものと思われ、より使い方の幅は広がります。
ただし一方でストレージ容量も32GBあれば十分、かつSIMカードも1枚挿さればOK!ということであれば、Single SIMモデルも選択肢に含めることが可能。
2016年10月11日(火)時点においては英ポンドが安くなっている影響もあり、Cloveなどを利用して購入することで費用(総額)は10,000円以上も抑えることが可能です。
購入を検討している方は保証内容や自分の用途を考えて、購入元を検討してみるのがより賢いかと思います。
Source:Clove