アメリカに本社を置くモバイル関連製品の海外通販サイト1ShopMobile.comにて、Lenovo傘下Motorola Mobility(以下、Motorola)のミドルレンジスマートフォン Moto G4 Play の取扱いが始まっています。
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2016年9月16日(金)時点における本体価格はUSD169.00(約17,300円)。本体カラーは2色(Black/White)から選択可能です。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約21,600円ほどとなります。
Moto G4 Playは2016年5月にMotorolaが発表した新機種。ナノテクコーティングによる防滴仕様が施された本体には5インチ(解像度は1280×720のHD)ディスプレイを搭載。SoCもQualcomm社のSnapdragon 410(クアッドコア)となっており、現在日本国内で発売されている Moto G4 Plusの下位仕様モデルという位置づけです。
なお1ShopMobile.comの商品ページにはモデルを表す「XT1540」の記述がありますが、これはMoto G4 Playでなく、一世代前の機種である Moto G(第3世代) のものとなっています。
正しい型番については現在確認中ですが、商品ページ上に「支払い確認後、3~5営業日で発送」「遠隔地への発送には別途料金が発生」といったことが書かれています。このことから、取り扱うモデルはおそらく同サイトが本社を置くアメリカにて販売中のモデルを並行輸入したもの(北米向けモデル/XT1609)だと予想されます。
参考までに、Motorola公式サイトのアメリカ向け製品ページにて確認できる「型番:XT1609」の主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:144.4 mm 横幅:72.0 mm 厚さ:8.95-9.9 mm |
重量 | 137 g |
OS | Android 6.0.1 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 410 1.2Ghz Quad-Core |
メモリ | RAM 2GB ROM 16GB |
バッテリー | 2,800 mAh |
ディスプレイ | 5インチ HD(1280×720) 294ppi |
カメラ | メイン:800万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
【XT1609】 Wi-fi:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
その他 | SDカード:対応(最大128GBまで) SIMカード:Micro SIM または Nano SIM ※SIMカードは付属のアダプタ使用で2サイズに対応 |
北米向けモデル(XT1609)の場合、FDD-LTEで対応するバンドには現在日本国内で運用されているものをひとつも含みません。また(記載内容から見る限りでは)3GもCDMAのみをサポート。国内で使用するのであればauの3Gのみというかなり相性の悪い構成です。
なおイギリス向けモデル(XT1604)であれば、現在CloveやHandtecといったイギリスのモバイルガジェット通販サイトで購入が可能。こちらはFDD-LTEでBand1/3/8/28、UMTSでも900/2100MHzをサポートしており、NTTドコモやソフトバンクのSIMカードを挿して使用することができます。
購入費用に関しても、本体価格(VAT抜き)がGBP100.00前後、購入費用の概算見積もり額が約18,000円前後と1ShopMobile.comより安価。
使いやすさ、購入費用のいずれの面をとっても、日本国内での使用を前提とするのであれば、CloveやHandtecといったサイトから購入するほうがオススメといえます。
Source:1ShopMobile.com