Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

スマホ関連のアクセサリーを幅広く展開するブランド Spigen(シュピゲン)では、Samsung Galaxy S7用として現在11種類のケースを発売しています。

実際のこの11種類をすべて購入してみたので、今回はその中から「リキッド・クリスタル」をレビューしていくことにします。

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外観デザインと素材・質感をチェック

今回レビューしていくリキッド・クリスタルは軽さと薄さを兼ね備えたTPU製のソフトケース。カラーはクリスタル(透明)1色のみの展開となっています。私が購入した当初のAmazon.co.jpでの取扱い価格は2,060円(税込)でしたが、現在は若干値下がりして1,600円となっています。

こちらがケース本体。透明といってもブランドや製品によって色味にはバラつきがあります。その中でも、このリキッド・クリスタルはかなり透明に近い印象です。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

TPU素材を用いて形成されているため、単体では力を加えると容易に変更させることが可能。指ざわりはサラサラとペタペタの中間といったところ。素材の特性上、どうしても汚れや小さなホコリは付着しやすいものの、その掃除は拭きとるだけで容易に行なうことが可能です。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Galaxy S7のリアパネルにはガラス素材が用いられており、TPUなど柔らかい素材のケースを装着した場合は端末本体とケースの間に気泡が目立つ形で現れてしまうことも。それを防止するため、リアパネルに接触する面には細かい突起が設けられています。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

ケースの透明度はこのとおり、向こう側もはっきりと見える素晴らしさ。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Galaxy S7に装着してみる

手持ちのGalaxy S7(本体カラー:Black Onyx)に装着してみた様子がこちら。透明という色味は幅広く合わせやすい無難な印象がありますが、これはBlack Onyxの本体カラーでも同様。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

ケースはフロントパネルよりやや高さがあるので、画面を伏せる状態で置いた時にも、基本的にフロントパネル面がダイレクトに接地することはありません。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

側面はキー部分は上からケースが覆いかぶさっており、マイクやスピーカー、オーディオジャックやMicro USB端子の部分だけ、やや余裕を持って開口が設けられています。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

左右の側面下部には、それぞれSpigenのロゴ、デザインや製造元の情報が立体的にデザインされています。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

側面は縁が斜めに落とされており、素材の柔軟性も併せ、手の平へのあたり心地は優しい印象。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

こちらはリアパネル面。先ほども触れたケース内部の細かな突起により、端末とケースが変に密着し過ぎることがありません。気泡などまだらな印象は一切なく、Galaxy S7の美しいデザインの印象を大きく変えることなく、楽しむことができます。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

前作 Galaxy S6シリーズに比べれば出っ張りは抑えられたメインカメラですが、それでも完全にフラット以下に収まったわけではありません。ただしリキッド・クリスタなら、そのわずかに残った出っ張りもケースによりしっかりと保護。こちらもテーブルなど一般的に平らな場所であれば、カメラのレンズが直接接地することはないでしょう。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

気になるポイントをピックアップ

素材に柔軟性があり、またケース自体がとても薄く仕上げられていることもあり、端末に装着した状態で掴んでみると、どうしてもごく僅かにゴワつきは出てしまいます。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

ただこれも、他に多く見られるケースと比べれば、十分気にならないレベルかと思います。もしケースを付けて使う上で、こういった点が気になってしまうという方は、もう少し厚みがあるもの、あるいはよりしっかりと硬さのあるハードケースを探してみるほうが満足できるかもしれません。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

一方でケースを装着するとグリップ性は格段に向上します。外観デザインに覚える印象も大きく変わらないだけに、シンプルに最低限のスレ傷などから端末を守りたいという方にはオススメできる仕上がりです。

Spigen Galaxy S7 リキッド・クリスタル

最後に

Galaxy S6シリーズ以降で取り入れられたデザインは個人的にもとても気に入っており、眺めているだけでも満足感が感じられます。ただ一方でなるべくキズなどの付着は防ぎ、安心して使いたいもの。

そういった方にとって、今回紹介したリキッド・クリスタルは非常に満足できる可能性が高い製品だと感じました。「落とした時の破損を防ぐ」というよりも「グリップ力を向上させて落下自体を予防する」「日常の小さなスレから守りたい」といった考えの方に、特にオススメできる1品です。

2016年8月17日(水)時点におけるAmazon.co.jpでの取扱い価格は1,600円(税込)。

国内向けにNTTドコモ、KDDIの2キャリアから発売されているGalaxy S7 edge用のものもラインアップされているので、今回紹介したポイントがケースに求める要件に合っていれば、そちら用の製品をチェックしてみるのもよいのではないかと思います。