イギリスのガジェットショップCloveにて、BlackBerry製のAndroid OS搭載スマートフォン BlackBery DTEK50 の販売が始まっています。
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2016年8月10日（水）時点における本体価格はVAT（付加価値税）抜きでGBP229.17（約30,600円）。本体カラーはBlack 1色のみの取扱いです。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した（個人輸入扱いとした場合における）購入費用の概算見積もり額は約36,000円ほどとなります。
BlackBerry DTEK50 は BlackBerryが今年7月に発表した新機種。同社が製造を担当するAndroid OS搭載機としては、BlackBerry PRIVに続く2モデル目となります。
BlackBerry PRIV で採用されていたBlackBerry機の特徴ともいえる物理式QWERTYキーボードはこの BlackBerry DTEK50 では採用されておらず、操作は現行の多くのスマホ同様にタッチディスプレイを用いて行ないます。
プリインストールされているキーボードアプリはBlackBerryが開発した「BlackBerry Intelligent Keyboard」となっており、予測変換はもちろん、スワイプダウン操作で文字と数字の入力を切り替えられるなど、これまでBlackBerry Passportなどで採用されていた機能が随所に盛り込まれています（※キーボードの入力でもは公式サイトで視聴可能）。
またこの機種（BlackBerry製モデル）ならではの特徴として、前作 PRIV にも搭載されていた DTEK by BlackBerry と呼ばれるセキュリティ管理に用いるアプリはこちらでも初期搭載。ユーザーの意図せぬタイミングで写真や動画が撮影されていないか、マイクがオンになっていないか、勝手にメッセージを送信していないか、連絡先情報や位置情報へのアクセスを許していないか。こういったことの監視をより強固にできるとも謳われています。
その他、BlackBerry公式サイトの製品ページにて確認できる BlackBerry DTEK50 の主な仕様情報は次のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 高さ：147.0 mm 横幅：72.5 mm 厚さ：7.4 mm |
| 重量 | 135 g |
| OS | Android 6.0 （開発コード名：Marshmallow） |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 617 Octa-Core (1.5GHz Quad + 1.2GHz Quad) |
| メモリ | RAM 3GB ROM 16GB |
| バッテリー | 2,610 mAh |
| ディスプレイ | 5.2インチ フルHD（1920×1080） 424ppi |
| カメラ | メイン：1,300万画素 サブ：800万画素 |
| 通信方式 |
【北米・南米向けモデル】 【欧州・中東・アフリカ・アジア向けモデル】 Wi-fi：IEEE 802.11 a/b/g/n/ac（2.4GHz／5GHz） |
| その他 | SIMカード：Nano SIM SDカード：対応（最大2TBまで） |
製品ページに記載されている情報によれば、BlackBerry DTEK50 には現状で「北米・南米向け」と「欧州・中東・アフリカ・アジア向け」の2モデルが存在。Cloveの商品ページに記載されている情報はこのうち後者と合致しており、おそらくCloveが取り扱う商品は欧州向けに販売されるSIMフリーモデルと予想されます。
比較的最近のBlackBerry機はWCDMAでBand6（NTTドコモのFOMAプラスエリア）をサポートしていることが多く、それはこの BlackBerry DTEK 50 でも変わらない模様です（※欧州・中東・アフリカ・アジア向けモデルに限る）。
FDD-LTEもBand1/3/8に対応していることから、日本国内での使用を想定するのであれば、NTTドコモやソフトバンクのSIMカードを差して使うこととは比較的相性がよい内容となっています。
なおCloveでは、同商品の購入特典として、BlackBerry純正のモバイルバッテリー（型番：MP-12600／約7,400円相当）も同梱としています。
Source：Clove
