Sony Xperia XがCloveで販売スタート

イギリスのガジェットショップCloveに、Sony Xperia Xシリーズの中位モデル Xperia X(モデル番号:F5121)が入荷。早速販売が始まっています。

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2016年6月3日(金)時点における本体価格はVAT(付加価値税)抜きでGBP390.83(約62,400円)。入荷済みの本体カラーは3色(Black/Graphite White/Rose Gold)で、残るLime Goldだけは入荷待ちとなっている模様です。

日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約68,900円ほどとなります。

Xperia Xは今年2月にスペイン・バルセロナで開催されたMWC 2016(Mobile World Congress 2016)にて発表されたソニーのスマートフォン新シリーズの1つ。

Xperia Xシリーズにはスペックの異なる3モデルが存在しており、シリーズ名同様の名前となるXperia Xは真ん中に位置する仕様となります。

これまでソニーのスマートフォンフラッグシップとなっていた Xperia Z シリーズでは、モデルごとにやや加工方法は変化が見られたものの、背面パネルの素材は基本的にガラスを採用。しかしXperia Xではこれが金属素材に刷新されています。

同シリーズにおいては中位スペックとなるこのモデルですが、5インチ(解像度は1920×1080のフルHD)のディスプレイ、Qualcomm社のSnapdragon 650(ヘキサコア)、3GBのRAM、32GBまたは64GBのROMを搭載と中身はハイエンド。

Xperia Z5シリーズで大きく飛躍を遂げたカメラは最速0.6秒での高速起動に対応。有効画素数も維持(2,300万画素)され、コントラストAFと位相差AFを組み合わせた高速AF機能「ハイブリッドAF」も健在です。

Cloveの商品ページにはモデルを表す情報として「F5121」と記載がされており、これはSingle SIMスロット搭載のSIMフリーモデルとなります。

Sony Devoloper Worldに公開されているホワイトペーパーで確認できる、主な技術仕様は次の通り。

項目 詳細
サイズ 高さ 143 x 幅 69 x 厚さ 7.9 mm
重量 153 g
OS Android 6.0
(開発コード名:Marshmallow)
SoC Qualcomm Snapdragon 650 Hexa-Core
(1.8GHz Dual-Core + 1.4GHz Quad-Core)
メモリ RAM 3GB/ROM 32GB or 64GB
※Clove取扱品はROM32GBモデル
バッテリー 2,620 mAh
ディスプレイ 5インチ FHD(1920×1080)TFT液晶ディスプレイ
カメラ リアカメラ:2,300万画素
フロントカメラ:1,300万画素
通信方式

LTE Cat 6
4G(FDD-LTE):Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/26/28
4G(TDD-LTE):38/39/40/41
3G(UMTS/HSPA+):800/850/900/1700/1900/2100 MHz
2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz

Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 4.2 LE

その他 SIMカード:nano SIM
SDカード:microSDカード(最大200GBまで)

ホワイトペーパーを確認する限り、このモデルはFDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)や3G(UMTS)のBandⅥ/ⅩⅨ(800MHz帯。NTTドコモのFOMAプラスエリア)もサポート。

日本国内においてもより広い範囲で使える仕様の製品といえます。

上位モデルとなるXperia X Performanceとの大きな違いは搭載するプロセッサといったところであり、最上位のスペックでなくともよいという方はこちらを購入するのもありかもしれませんね。

なおCloveではこの他、同シリーズの下位モデル(スーパーミドルレンジに位置づけとされる)のXperia XAに関しても、来週6月6日(月)に入荷予定としています。

Cloveの商品ページはこちら:
Buy Sony Xperia X SIM Free – Clove

Source:Clove