4日ほど前より ASUS ZenFone Max Dual(型番:ZC550KL)の仮予約受付を開始していたガジェットショップの Expansys(エクスパンシス)。
こちらについて商品の在庫が入荷し、販売が始まっています。
2016年5月9日時点における本体価格は20,660円で、仮予約の受付開始時点から145円だけ値上げされた価格設定となっています。現在すでに在庫が入荷している本体カラーは2色(Black/White)。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約23,100円ほどです。
今年3月に入り日本国内でも発売されているこのZenFone Maxは、5,000mAhという超大容量のバッテリーを搭載したミドルレンジモデル。
バッテリー以外のスペック面において、特段とがったものはありませんが、もともとつくりの細かいZenUI、そして大型の画面でも片手操作がし易い「片手モード」といったようにサイズの大きさによる扱いにくさを少しでも和らげるための配慮が感じられる製品となっています。
モバレコ(外部メディア)にて以前レビューも実施していますので、こちらも参考まで。
なおExpansysが現在取り扱うモデルは香港向けのSIMフリーモデルとなっており、日本向けモデルとは対応周波数などが若干異なっている点には注意が必要です。
参考までに、ASUS香港の製品ページにて確認できる主な技術仕様は次の通り。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 156 x 幅 77.5 x 厚さ 10.55 mm |
重量 | 202 g |
OS | Android 5.0 Lollipop with ASUS ZenUI |
SoC | Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 2GB / ROM 16GB |
バッテリー | 5,000 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ HD(1280×20)IPS液晶ディスプレイ |
カメラ | リアカメラ:1,300万画素 フロントカメラ:500万画素 |
通信方式 |
4G(FDD-LTE):Band 1/2/3/4/5/7/8/20 Wi-fi:802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) Bluetooth 4.0 |
その他 | SIMカード:Micro SIM x 2
SDカード:microSD(最大64GBまで) |
日本向けモデルで対応しているFDD-LTEのBand18(auのプラチナバンド)やBand19(NTTドコモのプラチナバンド)、あるいはWCDMAの800MHz(NTTドコモのFOMAプラスエリア)には非対応となっている香港向けモデル。
プラチナバンドに関しては障害物に遮蔽されにくい(回りこむ)特性を持っていることから、特に屋内や地下においてのつながりやすさに影響を及ぼしてくるといえるでしょう。
私も以前、秋葉原の地下にある飲食店を利用した際、プラチナバンド対応機は電波圏内、プラチナバンド非対応機は電波圏外といった状況に出くわした経験が実際にあります。そう考えると(日本国内で利用する前提で)より広いエリアで使えるのは間違いなく日本向けモデルといえます。
ただし一方でExpansysで購入すれば、日本向けモデルを購入する場合と比べて購入費用を7,000円程度安く済ませられるといった魅力も。例えば同日時点におけるASUS ZenFone ShopやAmazon.co.jpの商品ページをチェックすると、販売価格は約30,000円(税込)となっています。
個人的には対応周波数が日本向けにローカライズされたモデルが存在するのであれば、よりオススメなのはそちら(国内向けモデル)を購入することです。しかしほぼWi-Fi運用とする見込みであるケースなど、使い方によっては安く購入できる海外向けモデルを選択するのもアリかもしれません。
Source:Expansys