モバイルバッテリーや充電器、ケーブル類といったスマホ関連製品を展開するブランド「CHOETECH」より、ワイヤレス充電器(型番:T511)を提供いただいたので、レビューしていきます。
SPONSORED LINK
今回提供いただいたワイヤレス充電器 T511 はQi(チー)規格に対応した製品。Google の Nexus 5 以降、ハイエンド機においてもワイヤレス充電に対応した機器がちらほらリリースされており、最近では Samsung の Galaxy S6シリーズ/S7シリーズもこれに対応。
対応機種の増加もあってか、周辺機器を販売するメーカーにおいても、様々なデザインのQi規格対応ワイヤレス充電器がリリースされています。
パッケージに同梱されているのはワイヤレス充電器本体のほか、USBなケーブルx1、説明書/保証書。
今回提供いただいた充電器のカラーはブラック。同製品に関しては、他にホワイトやブルーといったバリエーションが用意されています。
表面はシリコンやゴムのようなマットで滑らない質感。中央にはワイヤレス充電をイメージしたマークがデザインされています。
このマークは側面から見るとわかりますが、フラットなところにプリントしたものではなく、別のパーツをく見合わせて立体的な形に仕上げられています。1mm程度は飛び出しているため、スマホなどを置いた際はこの白いマークの部分のみが接地する形となります。
高さ(厚み)は9mmとそこそこ。サイズは奥行きと幅ともに92mmとなっており、設置にはややスペースが必要となったところ。本体手前には通電状況を確認できるインジケーターランプが配置されています。
側面も上面と質感は同じ。その他、奥側には給電用のMicroUSB端子が配置されています。
底面は四カ所にすべり止めが貼られており、物自体は安定して設置が可能。ここに書かれている仕様を見ると出力は最大で7.5Wとなっています。最近では出力が10Wのより高速充電が可能なモデルも出まわるようになっており、特にワイヤレスでの高速充電に対応する最新機種を使っている方には物足りなさも感じられるかもしれません。
手持ちの Samsung Galaxy S7 でテストしてみたところ、充電自体は問題なく機能。端末と接するのは前述のとおりワイヤレスマークの部分となりますが、スマホを置いた際の安定感はかなりしっかりとしており安心して使用できる印象です。
マットな外装は短期的には汚れが付着しづらいものの、長期間使用し続ける中で指紋や皮脂汚れがこびり付いてしまう恐れがあります。そのためこまめに掃除する、あるいは手で掴む(設置場所を移動する)頻度を少しでも減らして使いたい製品といえます。
個人的には頻繁に掴むものは光沢のある(手入れのし易い)質感のほうが扱いやすいように感じるだけに、設置場所に余裕があり、かつ設置したままで使用する想定であれば、安定感があるこのワイヤレス充電器は選択肢のひとつと考えてみてもよいかな、といったところ。
2016年5月3日時点におけるAmazon.co.jpでの取扱い価格は1,798円。安っぽい光沢感のないマットさ、使用時の安定性に魅力を感じるのであればオススメしやすい1台です。