香港に販売拠点を持つガジェットショップの1ShopMobile.comにて、HTC 10 の取扱いが始まっています。
※記事末に追記あり
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2016年4月21日時点において1ShopMobile.comで取扱いが始まったHTC 10はROM32GBモデルが3色(Gray/Silver/Gold)、そしてROM64GBモデルが3色(Gray/Silver/Gol)の全6モデル。
同日時点における本体価格、ならびに日本国内住所宛てへの配送料や輸入時に課せられる輸入消費税、為替変換手数料などをすべて加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額はそれぞれ以下のとおりです。
モデル | 本体価格 | 購入費用 (概算) |
---|---|---|
32GBモデル | USD679.00 (約75,100円) |
約82,000円 |
64GBモデル | USD739.00 (約81,700円) |
約89,000円 |
HTC 10 は約10日ほど前に発表されたばかりのHTCの新たなフラッグシップモデル。金属とガラスを継ぎ目なく結合したユニボディ構造に筐体に5.2インチ(解像度は2560×1440のWQHD)のディスプレイ、Qualcomm Snapdragon 820プロセッサ、4GBのRAMなどを搭載。
またメインカメラとサブカメラはいずれも光学手ブレ補正機構を組み込むとともに、ハイレゾ音源の再生もサポート。USB Type-C規格の外部入出力コネクタや指紋認証センサーも搭載します。
1ShopMobile.comの商品ページにはモデルを指し示すような情報は記載されておらず、どの地域向けのモデルであるのかは不明(現在問い合わせ中)です。
ただし過去の傾向として1ShopMobile.comがアメリカ向け製品を取り扱う場合は商品ページに「決済確認後◯日で発送」などと注記されていることが多くなっています。
今回そういった表記がないことを踏まえると、HTCの本国である台湾や香港、あるいはシンガポールといったアジア圏で販売される【欧州・中東・アジア向けのSIMフリーモデル】である可能性が高いと考えられます。
なおHTCの製品ページにて確認できる、HTC 10 の主な技術仕様は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 145.9 x 幅 71.9 x 厚さ 9.0 mm |
重量 | 161 g |
OS | Android 6.0 Marshmallow with HTC Sense |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820 64bit 2.2GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 4GB / ROM 32GB or 64GB |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | 5.2インチ WQHD(2560×1440)564ppi |
カメラ | リアカメラ:1,200万画素 HTC UltraPixel フロントカメラ:500万画素 |
通信方式 |
【欧州・中東・アジア向け】
LTE Cat 9 4G(FDD-LTE):Band 1/3/5/7/8/20/28/32 4G(TDD-LTE):Band 38/40/41 3G(UMTS):850/900/1900/2100 MHz 2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz 【北米向け】 LTE Cat 9 4G(FDD-LTE):Band 1/2/3/4/5/7/12/13/17/20/28/29/30 4G(TDD-LTE):- 3G(UMTS):850/AWS/900/1900/2100 MHz 3G(CDMA):800/1900 with EVDO Rev A 2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz 【日本向け】 LTE Cat 9 4G(FDD-LTE):Band 1/3/5/7/13/17/19/21/26 4G(TDD-LTE):Band 38/41 3G(UMTS):850/900/1900/2100 MHz 2G(GSM):800/850/1800/1900 MHz Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) Bluetooth 4.2 |
その他 | SIMカード:Nano SIM
SDカード:microSD(最大2TBまで) |
HTC 10 に関しては現在CloveやHandtecといった欧州のショップにてROM32GBモデルの予約が受け付けられています。
アジア向けモデルと欧州向けモデルは同仕様となっており、対応周波数ももちろん同じ。同日時点における購入費用の概算見積もり額もほぼ変わらないことから、少しでも早く HTC 10 を入手したいといった方にとっては、1ShopMobile.comで購入するのもよい方法といえそうです。
なおこの HTC 10 に関しては、HTCの製品ページにて日本向けモデルの対応周波数も個別に記載されており、今後日本国内で正規に販売される可能性も高いと予想できます。
対応周波数を見る限りでは、日本向けモデルではFDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)やBand26(auのプラチナバンドを内包)をサポート。入手時期よりも日本国内での扱いやすさを重視するのであれば、今しばらく動向を見守ってみてもよいかもしれません。
Source:1ShopMobile.com
追記:2016年4月22日
取扱いモデルに関して1ShopMobile.comより返信があり、現在入荷しているモデルは台湾向けのSIMフリーモデルである旨、確認が取れました。