今月よりiPhoneを iPhone 6s から iPhone SE に買い換えて使用しています。
いつもスマートフォンを購入する際には必ず液晶ディスプレイを保護するフィルムを購入しますが、特にガラスフィルムを選ぶ際には少し高くともSpigen(シュピゲン)の製品を選ぶことが多いです。
ただ今回、購入しようと思ったタイミングでAmazon.co.jpに在庫がなかったので、以前 iPhone 6 Plus 用のガラスフィルムを購入してみて印象のよかったAnker(アンカー)製の製品を試してみることに。
使い始めてもうすぐ2週間ほどになりますので、レビューしていきます。
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今回購入したのはAnkerのiPhone SE/iPhone 5s/iPhone 5c用を謳うガラスフィルム。Amazon.co.jpにて700円で購入しました。
製品パッケージの素材は基本的に紙ですが、厚さのある紙を貼り重ね、中をくりぬいて商品を収めるような構造。かなりしっかりと強度もあるので、届いた際にガラスフィルムが曲がっていた(あるいは割れていた)という心配はまずないでしょう。パッケージの処分も楽でいいですね。
パッケージに同梱されているのはガラスフィルムx1、そしてクロス、アルコールワイプ、ゴミ除去シール、スクレイパー(気泡抜き)、説明書、保証書、(iPhone5および5c用の)ボタンシール。ボタンシールはアルミ製のような薄さ・質感で、シルバーとブラックの2色が同梱されています。
早速ガラスフィルムをiPhone SEに貼り付けてみました。フロントパネルはフラットデザインとなっているiPhone SEだけに、ガラスフィルム自体も際の部分までしっかりと覆い被さるデザインで、貼り付けた後も視覚的な違和感はありません。
ディスプレイ上部は受話口部分のみ、開口が設けられています。
一方ディスプレイ下部はホームボタン部分だけ丸く切り取られています。iPhone 6 Plus用のガラスフィルムではボタンの下部が開いている(”穴”ではない)デザインでしたが、このiPhone SE用は完全に”穴”として繰り抜かれています。見た目の好みは人それぞれですが、個人的にホームボタンの押しやすさという点ではやや使いづらい印象も。
厚さ0.38mmというどちらかといえばしっかりとした厚みがあるものだと思いますが、側面から観察してみるとちょうどフレーム→フロントパネル→ガラスフィルムといったように段々になっています。
2週間ほど使用してみて改めて感じているのは表面の指ざわりがかなりよい(なめらかである)ということ。
これまでガラスフィルムというと(他機種も含めれば)Spigenなどしっかりと信頼できる品質のあるものから海外メーカーの安価製品まで様々試してきましたが、記憶にある中では最も表面の質感(指ざわり)がよいです。気がついたらiPhone SEのディスプレイ面を指で撫でていることがよくあるほどに、すごくスベスベとしています。
一方で使っていて少し気になるのは前述のホームボタン部分の開口でしょうか。
こちらはこれまでiPhone用に試してきたガラスフィルムの殆どがボタンした部分が開いていたデザインであったこともあり、正直「開いていないほうが見栄えがよくてよいのに」と思っていました。
ただ実際に今回開いていないモデルを使用してみると、フィルムの厚さが0.38mmとはいえ、ボタンへのアクセスのしやすさには結構差があると実感しています。
特にただ押すだけでなく、Touch IDによる指紋認証機能利用時の押し当てやすさを考えると、ホームボタン部分の開口は下部を開けたデザインのほうが使いやすいな、と改めて思いました。
2016年4月18日時点におけるAmazon.co.jpでの取扱い価格は700円。まとめがいも検討したくなる、非常に手頃な価格となっています。
ボタンがこれまでよりさわりづらくなったとは書きましたが、個人的にはそれ以上にガラスの質感に満足しています。
これからiPhone SEを使いはじめる予定の方、そろそろフィルムの張り替えを検討している方は、試してみても損はない製品といえるでしょう。