AndroidやiOSを搭載したスマートフォン・タブレットのベンチマークを測定するアプリとして定番のAnTuTu Benchmark。
以前までWindows Phone向けには古いモデルしか用意されていなかったものの、Windows 10 Mobileを搭載した機種が増える中で、Windows 10 Mobileにて使用できる新仕様のベータアプリがリリースされています。
というわけで取り急ぎ、手持ちの Microsoft Lumia 950 XL RM-1085 にてベンチマークスコアを測定してみました。
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こちらが以前までの Windows Phone向けに提供されていたAnTuTu Benchmark。現在正式版としてリリースされているのはまだこちらのみ。
一方新たにMicrosoftストア(アプリストア)でダウンロードが可能になっているベータ版がこちら。アイコンはAndroidやiOSでお馴染みのものになっており、(下の写真はやや古いですが)2016年4月6日時点における最新バージョンは6.0.5となっています。
早速 Lumia 950 XL にインストールして、ベンチマークを測定。
結果は約86,000ほどとなりました。やはり現行のハイエンドモデルということで、スコアはかなり高めですね。
(こちらも比較対象がやや古いですが)ランキングでは Huawei の現行フラッグシップである Mate 8 の次に位置しています。
ベンチマークスコア測定中に再生されるグラフィックの内容も、現在他のOS向けに配信されているアプリでの内容と同じ。Lumia 950 XL に関しては、グラフィックの処理をチェックしてみても、目立つカクツキなどは見られずスムーズに処理できている印象でした。
使ってみて少し気になったのは、他のOS向けに配信されているアプリよりも1回あたりのベンチマーク測定に要する時間が長い、といったことでしょうか。
以前紹介した Morotola Moto X Force XT1580 と同時にスタートしてみると、Moto X Forceで測定終了間近の段階で Lumia 950 XL はまだ80%弱。この後もパーセンテージ以上に時間がかかり、Moto X Force側で1.5回分程度の時間がかかりました。
とはいえ、とりあえず他のOSと同じ土俵で比較ができるようになったという点は素直に喜べることですね。
まだあくまでベータ版としての提供となっていますので、テストに要する時間の短縮化などは今後の課題として解消を期待したいところです。