iPhone専用ケースやUSB Type-Cコネクタ搭載のPCアクセサリーなど、Apple製品に関連するような商品を広く展開するブランド「dodocool」より、USB3.0規格およびUSB Type-Cコネクタ対応のUSBハブを提供いただいたので、レビューしていきます。
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今回商品を提供いただいたdodocoolは日本の他、北米や欧州のAmazonを主な販売拠点として商品を取り扱うブランド。問い合わせ窓口となる拠点はアメリカ、ドイツ、イギリスの3か国に構えている模様。ただ公式サイトには会社情報があまりに掲載されておらず、少し不安な感じも。
こちらが今回提供いただいたUSBハブのパッケージ。表に目立つように「dodocool」とだけ印字されたシンプルなデザイン。
中には袋に入れられた状態でUSBハブが収められています。
本体カラーはゴールド、グレー、ローズの3色展開となっており、今回提供いただいたのはグレーです。パッケージにはUSBハブ本体のほか、説明書類が同梱。説明書は（やや怪しい文体ではあるものの）日本語表記もされていました。
USBハブの正面。
橋の部分には薄っすらと「dodocool」の文字をプリント。
青い端子でわかるとおり、並んで配置された4つのUSBポートはすべて、USB3.0規格（※ただし対応転送速度は現行MacBookと同じ5Gbpsまで）に対応。このあたり、加工や仕上げにも粗さは感じられず、印象は悪くありません。
USBハブとしてややユニークな点といえるのが形状。三角柱のようなデザインとなっており、USB機器のコネクタは斜めに挿さるようになっています。
背面は無地。
反対側の側面にはUSB Type-C（メス）のコネクタ。主にはMacBookと併せて使った際の充電用途（コンセント→アダプタ→このコネクタ→MacBook）に配置された入力専用のものといえるでしょう。というのも、この端子を用いて外部ディスプレイに出力しようと線を繋いでも、出力ができませんでした。
続いては垂直方向に1周ぐるりと。製品の型番などは底面にプリントされています。
製品自体は単独で立たせることも可能。ただしケーブルの長さが約15cmと短めなので、この状態でPCに接続して使用することは難しいです。使わない時に省スペースに置いておくことは可能かと思います。
本体側面の入力ポートとケーブルの端子はUSB Type-C。
手元にMacBookはありませんが、同じくUSB Type-Cコネクタを搭載する VAIO S11 で試用。USB機器はきちんと認識され、ハブとしては問題なく使用できました。またUSB機器の挿し込み面に角度が付いていることで、コネクタ自体が差し込みやすく、またハブ自体も安定して置いておくことが可能です。このあたりは3面構造ならではのメリットでしょう。
なお通電中は目印として、側面USB Type-Cコネクタそばに内蔵されたランプが緑色に点灯します。
機器の挿し込みやすい3面設計、そして金属素材を用いたシンプルなデザインは非常に魅力的なのですが、やや残念な点も。品質管理が甘めなのか、金属素材の側面にいくつか小さい傷が付いていました。
もちろん実使用上においてUSBハブとしての機能には影響しない部分ですが、せっかくデザインによさを感じるだけに、惜しさも感じる部分といえます。
2016年3月31日時点におけるAmazon.co.jpでの取扱い価格は2,950円。USBハブとしては非常に使いやすく、デザインも悪く無いので、MacBook用によりポート数の多いUSBハブがほしいといった方は購入候補にしてみてもよいかもしれません。
なおAmazon.co.jpでは、2016年4月10日まで有効な20%オフのクーポンコード【N7TB9Q2R】が利用可能となっています（商品ページ上にも情報あり）。
適用できる条件が「製品を2つ以上同時購入した場合」と厳し目ですが、USB Type-C対応のUSBハブをまとめ買いする予定がある方は、ぜひ有効に活用してみてください。
