グローバル向けの Galaxy S7 SM-G930FD を個人輸入して使っています。
いろいろと設定項目をいじる中で確認したことですが、ステータスバー上(右上)に表示されているバッテリー残量を示すアイコンや表示は、Android 4.4 KitKat 以降に隠し機能として標準搭載されているものとの併用により全4パターンから選択することが可能です。
今回はその設定方法を紹介しておきます。
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まずはじめに4パターンの表示内容がどういったものか、についてですが、以下の写真のようになります。
パターンとしては次のとおり。
- 電池アイコン(イラスト)のみ
- 電池アイコン + パーセント表示(イラスト外側)
- 電池アイコン + パーセント表示(イラスト内側)
- 電池アイコン + パーセント表示(イラスト外内側)
通常は(カスタムROMなどを焼かなければ)電池アイコンは消すことができず、初期状態ではそこにバッテリー残量を数値で(外側に)表示するかしないか、までが選択可能な範囲です。
これは 設定画面より【バッテリー】の項目を開き、下から2番目にある【パーセンテージをステータスバーに表示】をON/OFF切り替えることでいじることができます。
一方で電池アイコン内に残量をパーセント表示させるためには、最近のAnroid OS に隠し機能として標準搭載されてる機能を活用します。こちらは以前だとADB環境を構築したパソコンからコマンド入力でON/OFF切り替える必要がありました。
が、今では「パーセント・イネイブラー」と呼ばれるアプリを利用することで、簡単に変更できるようになっています。
Google Play よりアプリをダウンロード・インストールしたら、アプリを起動。起動後に開く画面の中央上にあるチェックをオン/オフして表示を変更。あとは端末を再起動すれば表示に反映されます。
そしてこの2つの設定項目を組み合わせることで、先ほど触れた全4通りの表示を選択することができる、ということになります。
バッテリーの残量表示は他のアプリを使って、異なるデザインで行なうことも可能です。ただAndroidおよびGalaxyの標準搭載機能のみを使って複数パターンから選べる(無駄にアプリを”継続的”に入れる必要がない)ということが個人的には嬉しいポイントだな、と。
ちなみにパーセント・イネイブラー自体はあくまで隠し機能を手軽にいじるためのアプリであって、例えば変更した内容はアプリアンインストール後もそのまま適用されます。表示を変えるため、一時的にインストールするアプリとして考えても問題ないわけです。
最後に
実は今回紹介した方法は前にも1度紹介しているのですが、その後 OSのアップデートにより利用できなくなっていた模様。今回再び最新モデルで使えることを確認できたため、改めて紹介しました。
個人的には同じものを意味するアイコンがステータスバー上にズラズラと並んでしまう光景は好きではなく、そういった意味ではイラスト + 数値で確認できるシンプルかつ分かりやすい Android 標準の残量表示はかなり好み。
国内向けモデルでも同じことができるのかはわかりません(少なくとも Lollipop のGalaxy S6 edge SCV31 ではできませんでした)が、電池アイコンに Android 標準のイラストを利用している機種ならば、同じことができる可能性はあるといえます。
ステータスバー上の表示を少しでもすっきり(でもわかりやすく)したいといった方は、頭の片隅にいれておいても損はない設定かと思います。