Samsung の新たなフラッグシップモデル Galaxy S7 の一部カラーに限るものの、既に販売を開始したイギリスのガジェットショップ Handtec。もう1つのフラッグシップモデルである Galaxy S7 edge に関しても、同じく Black Onyx の本体カラーに限り、販売が始まっています。
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2016年3月7日時点で既に初回分の在庫が入荷し、販売が開始されているのは本体カラー Black Onyx のROM32GBモデル。同日時点における本体価格はVAT(付加価値税)抜きでGBP532.50(約87,300円)。日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約95,300円ほどです。
先月末に発表されたこの Galaxy S7 edge。その際、発売日については3月11日と公式にアナウンスされていました。現在Samsungのイギリス向け製品ページを確認すると発売予定は3月8日とやや早くなっているものの、今回のHandtecでの販売開始は(一部カラーに限定はされるものの)これをさらに先ゆくものとなっています。
前モデルの Galaxy S6 シリーズではほぼサイズが同等(デザイン違い)で Galaxy S6/S6 edge の2モデルが展開されましたが、今回は Galaxy S7 が5.1インチのディスプレイを搭載、一方 Galaxy S7 edge は5.5インチのディスプレイを搭載、とサイズ自体も一回りほど変わってきています。Galaxy S6 シリーズに関してはその後 Galaxy S6 edge+ と呼ばれる一回りサイズを大きくしたモデルが登場していたので、今回ははじめからこのサイズを意識して設計・開発されたということかもしれません。
なお Handtec が取り扱う商品はおそらくイギリス向けに販売されるSIMフリーモデルと予想されますが、現時点において(発売中のBlack Onyxを含め)対応周波数などの詳細情報は商品ページに記載されておりません。
とりあえず参考までに、Handtecの商品ページおよびSamsung UKの製品ページにて確認できる仕様に関する情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 150.9 x 幅 72.6 x 厚さ 7.7 mm |
重量 | 157 g |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
プロセッサ | Samsung Exynos 8890 Octa-Core(2.3GHz Quad + 1.6GHz Quad) |
メモリ | RAM 4GB / ROM 32GB |
バッテリー | 3,500 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ WQHD(2560×1440)534ppi, Super AMOLEDディスプレイ |
カメラ | リアカメラ:1,200万画素 フロントカメラ:500万画素 |
通信方式 |
4G(FDD-LTE):不明 Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM SDカード:microSDカード(最大2TBまで) |
Samsungでは(フラッグシップモデルのみで考えると)Galaxy S5以降において、販売地域ごとにリージョンロックと呼ばれるSIMロックを端末に設定しており、おそらく今回の Galaxy S7 edge に関しても同様の取り扱いになっているものと思われます。
このリージョンロックは、そのモデルが販売されている地域において使用可能なSIMカードを一定時間挿すことでアクティベートされ、以降はSIMフリー端末として使用できるといわれています。しかしHandtecの商品ページを見る限りでは、ヨーロッパ圏外からの購入者に対する、このリージョンロックへの対処といったものは特に謳われておりません。
仮にリージョンロック未解除のまま手元に届いてしまうと、解除のするための手間(多くの方にとってはかなり面倒となるであろうもの)が発生することから、個人的には香港などアジア圏に拠点を持つガジェットショップなどが取り扱いを始めることを待つほうが楽であり、賢いように思います。
なおHandtecでは現在上記以外にROM32GBモデルのGold Platinumも同価格にて、購入予約の受付を行なっています。
Source:Handtec