Xperia X Expansys 仮注文予約

香港に拠点を持つガジェットショップ Expansys にて、Xperia X の仮注文予約の受付が始まっています。

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2016年2月25日時点における予定本体価格は未定。現時点において取り扱い予定となっている本体カラーは4色(Graphite BlackWhiteLime GoldRose Gold)です。

Xperia X は現在スペイン・バルセロナで開催されているモバイル関連の見本市 MWC 2016(Mobile World Congress 2016)においてSonyが発表した新機種の1つ。今回Xperia Xシリーズとして発表された3モデルの中では中位に位置しており。数値的にはミドル-ハイクラスに該当するモデルといえます。

従来のフラッグシップシリーズとなっていた Xperia Z シリーズではガラスなどの素材を用いた”板感”の強いボディデザインが特徴となっていましたが、この Xperia X シリーズでは金属素材をより前面に押し出したデザインに。Xperia X に関しては側面フレームだけでなく、背面パネルも金属製となっています。

搭載するディスプレイは5インチ(解像度は1920×1080のFHD)の液晶ディスプレイで、ここにQualcomm Snapdragon 650 Hexa-Core、3GBのRAMの組み合わせとなります。

またXperia Z5シリーズからグレードアップしたカメラの有効画素数はそのまま(約2,300万画素)で、ハイブリッドオートフォーカス(コントラストAFと位相差AF、2つのオートフォーカス機能を組み合わせたもの)はより高速・高精度に。さらにカメラは約0.6秒での高速起動にも新たに対応しています。

なおExpansysの商品ページには詳細なモデル番号の記載は見当たりませんが、Sony Developer World にて既に公開されている White Paper を確認する限り、現時点においてSingle-SIMモデル(モデル番号:F5121)とDual-SIMモデル(モデル番号:F5122)の2モデルにおける差異はSIMスロットの数(Single or Dual)とROM容量(32GB or 64GB)のみの模様。

White Paperにて確認できるそれぞれの詳細な仕様は以下のとおり。

項目 詳細
サイズ 高さ 143 ✕ 幅 69 ✕ 厚さ 7.9 mm
重量 153 g
OS Android 6.0 Marshmallow
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 650 Hexa-Core(1.8GHz Dual-Core + 1.4GHz Quad-Core)
メモリ RAM 3GB / ROM 32GB or 64GB
バッテリー 2,620 mAh
ディスプレイ 5インチ FHD(1920×1080)TFT液晶ディスプレイ
カメラ リアカメラ:2,300万画素
フロントカメラ:1,300万画素
通信方式

LTE Cat 6
4G(FDD-LTE):Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/26/28
4G(TDD-LTE):38/39/40/41
3G(UMTS/HSPA+):800/850/900/1700/1900/2100 MHz
2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz

Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 4.2 LE

その他 SIMカード:nano SIM(F5121)/nano SIM x 2(F5122)
SDカード:microSDカード(最大200GBまで)

現時点において国内キャリアから発売されると話されているのは最上位モデルにあたる Xperia X Performance のみとなります。しかし対応周波数を見る限りでは(Expansysの商品ページ上には記載されていませんが)FDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)だけでなく、3Gの800MHz(Band ⅥおよびⅩⅨ。NTTドコモのFOMAプラスエリア)にも対応となっています。

グローバルモデルのSIMフリー端末でこれらの周波数帯に対応しているモデルは非常に珍しく、(技適マークの有無は別として物理的には)日本国内でもより広いエリアで便利に使うことができそうです。もしかするとSIMフリーモデルとして、国内で端末単体での販売が行われる可能性もあるかもしれませんね。

今後の動向も含め、注目しておきたい存在といえるかもしれません。

Source:ExpansysSony Developer World

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