アメリカに本社を置くガジェットショップ1ShopMobile.comにて、Huawei GX8(モデル番号:RIOL03)の取り扱いが始まっています。
SPONSORED LINK
2016年2月12日時点における本体価格はUSD325.00(約36,700円)。本体カラーはBlack/White/Gold(おそらくそれぞれ Space Grey/Mystic Champagne/Horizon Gold)の3色が注文可能となっています。日本国内への配送料(遠隔地除く)、輸入時に課せられる輸入消費税、代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約42,000円ほどです。
Huawei GX8は昨年9月に欧州向け製品として発表された Huawei G8 の派生モデルでミドルレンジに相当するスマートフォン。ちなみに今回1ShopMobile.comで取り扱っているモデルは今年1月に入ってから発表された北米向けモデルとなります。
アルミニウム合金製で緩やかなカーブを描いたメタルボディには5.5インチ(解像度は1920×1080のフルHD)ディスプレイを搭載し、プロセッサはQualcomm社製の64bit対応オクタコアプロセッサ(Snapdragon 616)を採用。その他北米向けモデルはRAM容量が2GB、ROM容量が16GB(microSDカードを使用することで最大128GBまでの拡張が可能)という構成です。
また本体下面のスピーカーに設けられた全12口(6×2)の音孔から発せられる音質の良さ、認証速度の早い指紋センサーといったあたりも特徴として謳われています。
なおHuaweiの北米向け公式オンラインストアにて確認できる詳細な技術仕様は以下のとおり。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 152.0 ✕ 幅 76.5 ✕ 厚さ 7.5 mm |
重量 | 167 g |
OS | Android 5.1 Lollipop / EMUI 3.1 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 616 64bit 1.5GHz Octa-Core |
メモリ | RAM 2GB / ROM 16GB |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ FHD(1920×1080)TFT液晶ディスプレイ |
カメラ | リアカメラ:1,300万画素 フロントカメラ:500万画素 |
通信方式 |
LTE Cat 4 Wi-fi:802.11 b/g/n(2.4GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 1 / Micro SIM x 1 SDカード:microSDカード(最大128GBまで) |
対応周波数に関してはHuawei公式ストアにも”明確”な記載がなく、また販売元の1ShopMobile.comでも正確には把握していない模様(問い合わせたものの確認できていないとの返信あり)。
ただしHuawei公式ストアには「**US Supports AT&T, T-Mobile, MetroPCS, and other GSM networks**」といった記載があることから、構成としては主にFDD-LTEのでBand 2/4/5/12/17あたりになっていると予想されます。こうなってくると本日別に紹介したHonor 5X同様、正直日本国内で使用するための端末としてはオススメできません。
もし同機種に興味がある、ということであれば、欧州圏のAmazonなどで購入できる上位仕様モデル(RAM3GB/ROM32GB)のほうがオススメです。仕様が上がっている分価格も上がりますが、例えばフランスのAmazon.frであればFDD-LTEのBand 1/3/8といったあたりに対応するモデルが、もろもろの諸費用を含めても約45,000円ほどから購入可能です。
なお加えて1ShopMobile.comが取り扱う Huawei GX8 に関しては、DHLにて遠隔地と定義されている住所への配達には追加送料USD20.00ほどかかる模様。1ShopMobile.comでは最近アメリカ国内向けに販売されているスマートフォンも幅広く取り扱うようになってきていますが、一方でこういった特殊な条件が適用されるケースも増えてきています。今回紹介したHuawei GX8に限らず、購入する際には全部でいくら費用がかかるのかを注意して確認したいところです。
Source:1ShopMobile.com、Huawei Official Store