Hamee「スマホ対応ハリスツイード手袋」レビュー。スタイル不問の良デザイン。なのにフリック入力もバッチリ

最近は「手袋モード」などといった機能を搭載するスマートフォンも見かけます。しかしそういったものの場合、手袋未装着時にはかえってタッチ感度が敏感になりすぎて誤タッチが増える、なんてデメリットも。かといって使用する状況によって毎回モードを切り替えるのは面倒ですし、スマホ操作に対応した手袋もそこまで選択肢が多いわけではありません。

そんな中、ハリスツイードと本革の組み合わせにより外観だけではスマホ対応手袋と気が付かないような製品「スマホ対応ハリスツイード手袋」をHamee株式会社より提供いただいたのでレビューしていきます。

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Hamee（ハミィ）はAmazon.co.jpや楽天市場などを中心に、11万点以上のスマホ・携帯電話アクセサリーを取り扱う企業。今回提供いただいた「スマホ対応ハリスツイード手袋」はHameeオリジナルの製品です。こちらがパッケージ。

ツイード素材の柄（カラー）は5色（グレーチェック／ネイビーヘリンボーン／グリーンチェック／グレーヘリンボーン／グリーンヘリンボーン）用意されており、今回提供いただいたのは2015年の新色となるネイビーヘリンボーン。落ち着きと深みのある青はフォーマルなスタイルにも合わせやすそうな印象。

手の甲側はほぼ全面にツイード素材が使われています。

ネイビーヘリンボーンはハリスツイードの素材としてもやや珍しい色に思いますが、男女問わず使えそうなよさがあります。

一方手のひら側はラムレザーを使用。このうち各指先と手のひらの部分は静電式のタッチ対応（スマホのタッチ操作が可能）となっています。

ラムレザーはしっかりとした質感と革の柔らかさがあり、実際に触れて確認してみても「本当にスマホ操作に対応？」と疑ってしまうレベルの仕上がり。

また手袋の裏地は細かい起毛の生地を使用。ツイード＋ラムレザーで外気の冷たさを遮断してくれるのはもちろんのこと、手袋の中もこの起毛素材によってぬくぬくです。

サイズはS・M・Lの3サイズ展開となっており、手袋の手首などには特にサイズ調整用のベルトなどはなし。手首の下側（小指側）に切れ込みが入っているので装着はかなり容易に行なえます。

手にはめてみた様子。手のサイズは大きい方なので今回はLサイズを選びましたが、思っていたよりも指先のスペースに余りはない模様。

まだ使い始めということで、グーパー、と手を握って開いてとしてみると多少革特有のギシギシ感は感じます。ちなみに本革ゆえに使っていると革が伸びて馴染んでくるそうで、サイズ選びの際もピッタリ〜ややキツ目を選ぶのがポイントとのこと。

手の甲側は、これだけ見たらとてもスマホ対応の手袋とは思えません。この色味、個人的にはかなりツボです。

切れ込みの入った手首の部分は結構余裕があります。手を通すのは容易ですが、装着時には口の部分をコートなどの袖口にしっかりとしまってあげないと、やや肌寒さは感じてしまうかもしれません。

装着した状態でスマホを手にしてみると、やはり手袋を装着しているということで指先の感覚はやや鈍くなります。ただ手のひら側がレザーということもあり、スマホ自体が滑るということはありません。金属製の筐体からプラスチック製の筐体まで、比較的しっかりとグリップが効く印象です。

ちなみに肝心の ”手袋を装着した状態での操作性” について。一般的に手袋を装着するとどうしても指先の感覚は鈍ってしまいますが、そんな中でスマホを触る作業として最も細かい（指先を駆使する）もののひとつ、文字入力をフリック操作で試してみました。使っている端末はXperia Z3（ディスプレイサイズ5.2インチ）です。