9月上旬よりSony Xperia Z5シリーズ3モデルの仮注文予約を行っていたガジェットショップのExpansys。現在既にXperia Z5およびXperia Z5 Compactは発売中となり、Xperia Z5 Premiumのみが引き続き仮注文受付中となっていますが、本日新たにこのXperia Z5 PremiumのDual SIMモデルの仮注文受付が始まっています。
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2015年11月5日時点における予定本体価格は97,950円。本体カラーは3色(Black/Gold/Chrome)が取り扱い予定となっています。なお本体代金だけで50,000円以上であるため日本への配送料は無料になると思われ、輸入時に課せられる輸入消費税(内国消費税、地方消費税)などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約102,500円ほどです。
またExpansysでは仮注文受付時より注文→実際に購入となった場合には本体代金よりUSD10.00(約1,200円)相当の割引がされるキャンペーンを実施中であるため、現時点から注文しておけば約101,300円ほどで入手できる試算となります。
Xperia Z5 Premiumは今年9月にドイツ・ベルリンで開催されたIFA2015にてSonyが発表した同社のハイエンドモデル3つのうちの1つで、その3機種の中では最上位の仕様となる端末です。
他の2モデルとの最大の違いはディスプレイで、5.5インチと大型で、なおかつスマートフォンとしては世界初となる4K(3,840×2,160)の解像度を誇るものを搭載。4Kとして表示されるのは動画再生や写真表示など一部の機能に限られるものの、画素密度は806ppiと現行の同社ハイエンドモデルなどと比較しても約2倍となる驚異的なものになっています。
またその他、ハイブリッドAF(オートフォーカス)と呼ばれる最速0.03秒でピントを合わせる超高速のAFをリアカメラに搭載し、さらに側面に配置された電源ボタンには指紋認証センサーも内蔵します。
なおSony mobileの開発者向けページにて公開されていたWhitePaperから確認できたE6883の詳細な技術仕様は以下のとおり。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 154 ✕ 幅 76 ✕ 厚さ 7.8 mm |
重量 | 180 g |
OS | Android 5.1 Lollipop |
CPU | Qualcomm Snapdragon 810 64bit Octa-Core(2GHz Quad-Core+1.5GHz Quad-Core) |
メモリ | RAM 3GB / ROM 32GB |
バッテリー | 3,430 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ 4K UHD(3,840×2,160)806ppi |
カメラ | リアカメラ:2,300万画素 フロントカメラ:510万画素 |
通信方式 |
LTE Cat 4 FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20 Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、MIMO |
その他 | SIMカード:nano SIM x 2 SDカード:microSDカード(最大200GBまで) |
Single SIMモデルとして他のガジェットショップなどで現在予約受け付け中となっているE6853と比較した場合の違いは【SIMスロットの数】【LTEカテゴリー】【対応周波数】の3点で、LTEカテゴリーについてはE6853(Single SIMモデル)はより高速な通信に対応したLTE Cat 6対応となっています。
一方対応周波数に関しては今回Expansysが仮注文予約の受付を開始したE6883(Dual SIMモデル)ではTDD-LTEのBand41に対応しており、日本国内においてはソフトバンクの提供するAXGP、あるいはKDDIのWiMAX2+とも互換性があるものと思われます。
なおExpansysでは過去の傾向からも予定価格が公開されると発売日も間近であることが多く、おそらく先行して仮注文予約の受付を行っていたSingle SIMモデルよりもこのE6883(Dual SIMモデル)のほうが早く入荷する可能性が高そうです。