Inateck LG1200

モバイル製品やPC用のアクセサリー類を展開するドイツのメーカーInateckより、ケーブル被覆がナイロン編み込み式のLightningケーブル LG1200B を提供いただいたのでレビューします。

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パッケージは最近比較的よく目にするダンボールの箱にスリーブケースをかぶせたデザイン。鮮やかめな青色のスリーブケースが目を引きます。

Inateck LG1200

同梱物はLightningケーブル本体のみ。ケーブルのカラーバリエーションはブラック(型番:LG1200B)とホワイト(型番:LG1200W)の2色となっており、今回いただいたのはブラックです。

Inateck LG1200

この時点で個人的によいと思った点のひとつがケーブルを束ねるためのケーブルストラップが付属しているということ。このケーブルストラップはマジックテープのようになっており、簡単に脱着が可能です。

Inateck LG1200

また実際に取り外してみてまた感心したのがその形状。片側の端は細くなっているとともに、その手前には穴が設けられており…

Inateck LG1200

Lightningケーブル本体を巻き込む形で細くなった部分を穴に通すと、このケーブルストラップ自体をLightningケーブル本体に取り付けることができます。こういったケーブルストラップは5〜6個入って100円といったものが100円ショップでも販売されており、個人的にも愛用しているものの、その欠点といってもよいであろうことが取り外した際の紛失のしやすさ。ただケーブルストラップが付属しているだけでなく、こういった細かい配慮がされた商品設計となっている点はかなり良心的でよいと感じました。

Inateck LG1200

肝心のLightningケーブルについても、長さは1.2mと1.8mの2種類が用意されています(今回いただいたのは1.2mのもの)。開封直後の状態では編みこみに雑さ(変な毛羽立ち、ギシギシとした感触)もなく、柔軟性も◎。ケーブル自体も無駄に太い、あるいは華奢なくらい細い、といったことがなく、非常に印象はよいです。

Inateck LG1200

またLinghtningコネクタ、およびUSBコネクタそれぞれとケーブルの接合部(根本)についても、ケーブルに見られる柔らかい材質ではなく、硬さと丈夫さのあるプラスチック製となっています。こういったケーブルで”物理的に”一番弱いのがこの接合部(根本)であるだけに、これだけしっかりしていれば使っているうちにポロッと折れてしまうという心配もないといえそう。

Inateck LG1200

ケーブルの柔軟性も高く、またケーブルストラップも余裕を持った長さとなっているので、束ねる時の輪のサイズを小さくしても巻きづらいといったこともありません。

Inateck LG1200

こういったナイロン編みこみ式のケーブルを実際に手にとって触ってみるのは初めてでしたが、今回紹介したInateckのLG1200Bに関していえば、製品自体のつくりもしっかりしており、またケーブルストラップなど細かい部分まで配慮が感じられる良製品あると自信を持ってオススメできます。今後もし次回作が出るとするならば、最近少しずつ見かけるようになってきたmicroUSBとLigntning(あるいはUSB type-c?)と併用できるタイプになるとさらに便利になってよいですね。

2015年9月23日時点でのAmazon.co.jpでの取り扱い価格は1.2mのもので1,399円(1.8mのもので1,499円)。LightningケーブルといえばもともとApple MFi認証を取得している商品だと価格は高め(現在の相場では安くても1,000円程度はする)なだけに、せっかくならプラス数百円でより耐久性が高く、長く安心して使えるナイロン編みこみ式のケーブルを購入するのはかなりオススメです。