
Xperiaアンバサダーのモニター企画でSonyのAndroid Wear搭載スマートウォッチ「Smart Watch 3 SWR30」を1ヶ月お借りしています。今回はこちらの外観レビューおよびファーストインプレッションをお届けします。
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技術仕様
はじめに Smart Watch 3 SWR50 の技術仕様を整理・確認しておきます。
| 項目 | 詳細 | 
|---|---|
| 動作環境 | Android 4.3 Jellybeans 以上のスマートフォン/タブレット | 
| サイズ(コア) | 高さ 約 51mm x 幅 36mm x 厚さ 10mm | 
| 重量 | コア:約 38 g リストバンド:約 36 g(※ライムカラーの場合)  | 
| ディスプレイ | 約1.6インチ(320×320)半透過型液晶ディスプレイ | 
| センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、GPS、光センサー | 
| 防水/防塵 | 防水(IPX8)/防塵(IP6X) | 
| 通信規格 | Bluetooth 4.0、Wi-Fi対応 | 
| バッテリー | 連続で約2日間使用可能 | 
| メモリ | 
 RAM:512MB  | 
| CPU | Snapdragon 400 1.2GHz Quad-Core | 
Smart Watch 3 SWR50 は2014年11月末に日本国内で発売されたモデルで、当初からリストバンドのカラーバリエーションはブラック、ライム、ホワイト、ピンクの4色として発表されていました。ただそのうちライムとピンクに関しては具体的な発売日が決まっておらず、今年3月下旬にライムが、また5月末に(交換用としてリストバンド単品で)ピンクが遅れての発売となっていました。現在はこの他にメタルバンドのモデルも発売されています。
コア(本体)に関してはどのカラーでも同じものとなっていますが、リストバンドについてはカラーの他、装着時のサイズ調整機構が若干異なっており、ライムとピンクに関しては無段階式でより細かい調整ができるようになっています。
また防水仕様のレベルがIPX8とスマートウォッチにしては非常に高い規格となっている点はSonyらしいといえるかもしれません。
外観レビュー
今回お借りしているのはライムカラー。ディスプレイは320×320の正方形で、そこそこ大きさがあることから 腕時計 というよりもやはり 小さなモニター(ガジェット) 印象を強く受けます。

リストバンドのライムというカラーも合わさって、見た目は非常にPOP。今の夏の季節などはアクセサリー気分で使うことができそうです。

ハードボタンは本体の右側面にひとつホームボタンが配置されているのみ。

左側の側面には何も配置されていません。

リストバンドはシリコン製ですが、先端にはSonyのロゴがデザインされた金属パーツが。

装着は折りたたみ式のバックルで行います。


前述のとおり、ライムカラーのリストバンドはバンドのサイズ調整が無段階式になっているので、自分の腕にピタリと合わせることが可能。腕に装着するガジェットは装着感が気になりやすく、こういった機構は非常にうれしいです。

本体の裏面。本体は表面から裏面方向へ押してあげると意外と簡単に取り外すことが可能です。また装着時は裏面から表面方向へはめ込むことになります。それぞれ逆方向からは取り外し・はめこみができないようになっています。裏面からしか脱着ができなければ、少なくとも腕に装着している間は手首が常に当たっているため、本体が何かの拍子で外れてしまうことがありません。当たり前といえば当たり前かもしれませんが、よく考えられた設計になっています。

本体は取り外してみるとこのような感じに。

ちなみに右側面のホームボタンは本体ではなく、リストバンド側に組み込まれた部品になっています。

内側から見ると、本体とは端子で連動していることがわかります。

本体には、リストバンドに装着していると見えない場所に技適マークが。

右側の側面にはリストバンドのホームボタンと連動させるための端子。

左の側面には何もありません。

背面中央にはSonyのロゴが刻印されており、また下の方にはMicroUSBコネクタが配置されています。

防水キャップを外したところ。

Android Wearの多くは各機種専用の充電タップを用いて充電することが多いですが、このSmart Band 3 SWR50に関しては下の写真のようにMicroUSBケーブルを直挿しする形になります。専用タップのほうが脱着は楽ですが、MicroUSBケーブルだけで充電できるということ自体はメリットといえるでしょう。

腕に装着してみると、やはり結構サイズは大きめに感じます。

ちなみにシリコン製のリストバンドはかなり柔軟にできています。
ですので、サイズはかなりぴったり目に合わせることがオススメです。形状が自在はこともあり、少しキツメに装着しても窮屈さは感じにくいです。

Alcatel Onetouch Watchと並べて装着してみると、やはりサイズは大きく感じます。

実際に数日使ってみて
はじめはかなりサイズが大きく感じていたわけですが、実際に使ってみると 大きめで四角いディスプレイはかなり操作がしやすい という印象を強烈に受けました。最近使っているスマートウォッチといえばLG UrbaneやAlcatel Onetouch Watchなど、従来の腕時計のデザインを強く意識した円形ディスプレイのものばかりでしたが、情報の確認に加えて ”操作” という行為が加わってくると、(慣れの問題なのか)四角いディスプレイのほうがかなり使いやすいです。そういう意味では使用前のイメージよりも かなり好印象 になっています。
ただリストバンドに関しては、正直もう少し硬い材質でもよかったかもしれない、というのが正直なところ。確かに無段階の調整機構と合わせて腕にピタリと装着できるのですが、たまにどうしてもバンドの歪みが気になることがあります。
最後に
現在は左手にAlcatel Onetouch Watch、右手にSmart Watch 3 SWR50という状態で毎日生活しています(周りの人の目も気にならなくなりました)。モニター期間は残り10日ほどとなっていますが、また返却時点で使用感を振り返り、改めてレビューしてみることにします。
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