Nokiaブランドとしては最後のLumiaシリーズとなったMicrosoftの Lumia 830 を入手したので、開封の儀と外観レビューを行います。
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技術仕様
はじめにLumia 830の技術仕様を整理・確認しておきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 139.4 ✕ 幅 70.7 ✕ 厚さ 8.5 mm |
重量 | 150 g |
OS | Windows Phone 8.1 with Lumia Denim |
CPU | Qualcomm Snapdragon 400 1.2GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 1GB / ROM 16GB |
バッテリー | 2,200 mAh / Qi対応 |
ディスプレイ | 5インチ HD(1,280×720)IPS液晶 296ppi |
カメラ | リアカメラ:1,000 万画素 PureViewカメラ フロントカメラ:90 万画素 広角カメラ |
通信方式 |
FDD-LTE:Band 1/3/7/8/20 Wi-fi:802.11 a/b/g/n |
その他 | SIMカード:Nano SIM SDカード:microUSBカード(最大128GBまで) |
Lumia 830といえば、少し前に日本マイクロソフト社が社内利用のために日本の技適を通したとことで話題となりました(※社内利用分のみシールで技適マークをつける運用であり、一般ユーザーが利用できる手段での提供予定は現在は発表されていません)。
スペック的にはミッドレンジに位置するモデルですが、価格が比較的安いながらも筐体フレームには金属素材が使用し、外観に安っぽさはあまり感じません。またリアカメラにNokia独自のカメラ技術「PureViewカメラ」を搭載。他にもMicrosoftの音声認識アシスタント機能「Cortana」やクラウドストレージサービス「One Drive」も実装。またワイヤレス充電規格のQi(チー)にも対応しています。
基本性能に関して見てみると、プロセッサにはQualcomm社のSnapdragon400を採用し、RAM容量1GB、ROM容量16GBとなっています。このあたりはかなり抑え目の内容ですが、Windows Phoneは低スペックでもそれなりには動作するものが多いことから、日常使いにおいて”スペック不足”での使いづらさはそこまで感じないものと思われます。
なお現在1ShopMobile.comやExpansysといったショップでは取扱いがなく、今回はドイツのAmazon.deにて購入しました。
開封&同梱物チェック
こちらがLumia 830のパッケージ。正方形に白ベース、そしてそこに大きく端末本体がデザインされています。
フタはスライド式。
端末本体の他、バッテリー、充電アダプター、USBケーブルケーブル、説明書が同梱されています。
外観レビュー
こちらが Lumia 830。綺麗な長方形でありつつ、ディスプレイおよび筐体の角が丸くなっており、シンプルながらも魅力のある外観デザインとなっています。
ディスプレイの上には通知ランプや受話口、フロントカメラ。NOKIAの文字もデザインされています。またディスプレイガラスにはゴリラガラス3が採用されており、指で触っていても非常に滑らか、そしてしっかりした感触があります。
ディスプレイ下部には3つのボタン(戻る/ホーム/検索)を配置。
上面には中央にイヤフォンジャック、そしてその横にMicroUSB端子が配置されています。
右の側面には上(下の写真でいう右)からボリュームボタン、電源ボタン、そしてカメラのシャッターボタン。
下面および左の側面には何もありません。また金属フレームはつや消しを施した質感になっており、これが安っぽい印象を与えない大きなポイントになっています。
背面。カラーバリエーションはBlack、White、Orange、Greenの4色となっており、今回購入したのはGreen。明るめの色味が差し色となり、それなりの高級感とポップさがうまく共存している印象。
リアカメラはLumia 930やLumia 1020と同じようなデザイン。また中央部にはNOKIAのロゴも。
スピーカーは背面下部に配置されています。
バックカバーとバッテリーは着脱可能。
SIMカードはバッテリーを取り外してから差し込む仕様になっています。
microSDカードもこちらから。
なおQi対応に伴い、バックカバー裏にはワイヤレス充電用のアンテナが配置されています。
最後に
これまでWindows Phone搭載のスマホではSoftbank X02T、Lumia 520、Lumia 1020を実際に触ってきていますが、Lumia 830に関してはこのいずれとも異なる外観の印象を受けます。個人的にこのGreenの色味が好みということも大きなポイントではありますが、それを抜きにしても価格の割には非常に質感のよさを感じられる端末といえそうです。
実際に使用しながら、中身に関してもまた紹介していくことにします。
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