W01の初期設定方法

CA(キャリアアグリゲーション)により下り最高速度220Mbpsを実現したHuaweiのWiMAX2+対応ルーター「W01」。使用する際には初期設定(SSIDやパスワードなどの変更)を行なうのですが、以前はパソコンから行なうことが出来ず、スマホから操作した場合の手順としてまとめていました。

その後パソコンからも問題なく作業することが出来るようになったので、改めてその手順を備忘録として書き残しておきます。

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デフォルトでのSSIDとパスワード

W01の初期設定を行なう際は、まずはじめに初期設定に使用するパソコン(またはスマホやタブレット)をW01経由でインターネットに接続する必要があります。この際に必要となるW01のデフォルトのSSIDとパスワードは製品に同梱されているシールに記載されています。

W01の初期設定方法

はじめて使用する際の初期設定はもちろんのこと、今後W01を初期化した際にも必要となる大切な情報なので、このシールは説明書に貼り付けるなどして無くさないように保管しておきましょう。

管理画面のログインパスワード変更

初期設定は全て管理画面で行ないます。今回は全ての作業をパソコンで行いました。スマホやタブレットでの作業手順が知りたい場合は以前まとめた記事を参考にしてみてください。

では早速作業に移っていきます。まずはパソコンのブラウザからW01の管理画面(http://192.168.100.1)にアクセスします。

W01の初期設定方法

続いて画面右側のログイン情報入力欄にユーザー名とパスワードを入れてログインします。

W01の初期設定方法

この際のユーザー名は『admin』、そして初期パスワードは『W01のIMEI番号の下5桁』となっています。IMEI番号とはW01の背面に貼ってあるシールに記載されている15桁の番号です。この番号の下5桁をパスワード欄に入力し、ログイン をクリックします。

W01の初期設定方法

これで管理画面にログインできました。続いて画面上にある 設定 をクリックします。

W01の初期設定方法

画面がこのような感じに変わるので、下の方へとスクロールしてきまして・・・

W01の初期設定方法

システム設定 をいう項目をクリックします。

W01の初期設定方法

さらにその下に表示される パスワード変更 をクリック。

W01の初期設定方法

ここで先ほどの『IMEI番号の下5桁』に変わるパスワードを任意で設定することが可能です。今後使用したいパスワードを入力したら、その下の 変更 をクリック。

W01の初期設定方法

これで管理画面のログインパスワードの変更は完了です。

SSIDとパスワードの変更

続いてはSSIDとパスワードの変更を行ないます。

まずは管理画面にログインします。

W01の初期設定方法

ログインしたら、画面上にある 設定 をクリック。

W01の初期設定方法

続いて左側に表示される項目から LAN設定 をクリック。

W01の初期設定方法

さらにその下に表示される セキュリティ設定 をクリック。

W01の初期設定方法

するとSSIDとWPA事前共有キーを入力する欄が出てきますので、ここにそれぞれ自分使用したいSSID(アクセスポイント名)WPA事前共有キー(パスワード)を入力し、その下の 適用 をクリックします。

W01の初期設定方法

「本当に変更して問題ないか?」といった旨の確認メッセージが表示されますので、OK をクリック。

W01の初期設定方法

W01との接続が一度切断され、ブラウザ上に「データを受信していない」旨のエラー表示が出ます。この表示が出れば、設定した内容が反映されていると考えてよいでしょう。

W01の初期設定方法

あとは先ほど設定したアクセスポイント名とパスワードを使ってW01に接続できるかを確認します。W01にきちんとアクセスができ、かつインターネットにも接続することが出来れば設定作業は完了です。

最後に

ということでW01を使い始める際に行なっておきたい初期設定の手順についてでした。

4×4 MIMOでの下り最高速度220Mbpsに対応しているWX01の初期設定手順についても以前触れましたが、そちらと比べるとSSIDとパスワードが一括で変更できる点は非常に手間が掛からなくて良いですね。

なお毎度のことながら、1つ注意点を。管理画面のログインパスワードとSSIDのパスワードは必ず異なる内容に設定しておきましょう。同じものにしてしまった場合、万が一SSIDのパスワードがバレてしまうと管理画面内へのアクセス出来てしまうため、何かと面倒なことになってしまう可能性が高いです。覚えるのが大変でもかならず違うパスワードを設定しておきましょう。