先日購入した「LG G Flex 2」。只今ビザビに保護フィルム作成をお願いしていて手元にはありませんが、その前にデフォルトでの中身だけ確認しておいたので、そのあたりだけ先に整理しておくことにします。
記事の目次
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ホーム画面
まずホーム画面ですが、こちらは面数が3枚とデフォルトのホーム画面としては比較的少なめ。
またホーム画面の左側にはLGフィットネスやスマートTIPSといった情報表示用のスペースが配置されています。たまたまだと思いますが、何かデフォルトホーム画面の構成としては、画面3枚、左側に情報表示用のスペースがあって、少し前に確認していたHTC One M8のそれに近しい印象を受けます。
プリインストールアプリ
プリインストールアプリは2画面弱とかなり少なめ。
ただしよくよく見ると左上にひとつGoogleというフォルダが有ります(見落としてました)。Google Appsがまとめられているものと思われますので、おおよそのプリインストールアプリの数としては40個程度と思われます。
メモリ(ROM/RAM)の空き容量
こちらはROMの空き容量。私のG Flex 2はROM32GBのモデル(モデル番号:H959)です。
何も弄っていない状態でのROMの空き容量は22GBほど。10GBほどがシステムやらプリインストールアプリやらに使われていることになります。
続いてRAMの空き容量。H959のRAM容量は2GBです。
空き容量は0.9GBほど。プリインストールアプリの数が少ない割には空き容量が少ない印象です。同じくRAM2GBだったHTC One M8がプリインストールアプリの数がそこそこ多かった割にRAMの空き容量が1.2GBほどあったので比べてみましたが、システム自体でのRAMの専有容量がG Flex 2のほうが0.2GBも多いですね。OSはともにAndroid 5.0 Lollipopなのですが、それぞれのメーカー独自のカスタマイズでの差でしょうか。
ソフトウェアバージョン
先にも書いたとおり、OSのバージョンはAndroid 5.0.1 Lollipopとなっています。
念のためファームウェアのアップデートをかけてみましたが、現時点では最新版となっています。
ベンチマークスコア
最後はベンチマークスコア。HTC One M8の時同様、4つのアプリで測定しました。
AnTuTu Benchmark
まずはAnTuTu Benchmark。ちなみに64bit対応の端末を入手するのは今回が初めてなのですが、AnTuTu Benchmarkには64bit用のモード(アプリ?)があるのですね。起動したらダウンロードするか尋ねられたので、ここでは64bitと32bitの2モードでベンチマークスコアを測定してみました。
なんというか、Snapdragon 810を搭載している割にはいずれも結果が芳しくないですね。
Geekbench 3
続いてはプロセッサのスコア測定に特化したGeekbench 3。
こちらはマルチコアこそGalaxy S5に肉薄としていますが、それでも思っていたほどよりは・・・と言った感じ。
で、ここで少し気になったのでCPUのクロック周波数を確認してみました。
Geedbench 3で見てみると、クロック周波数は1.56GHzとなっていますね。一応スペックシート上は2.0GHzとなっているはずなのですが。
念のため、他のアプリ(CPU-Z)でも確認。
こちらで見てもクロック周波数の上限は1.56GHzになっています。Snapdragon 810 は熱を帯びやすいという話が聞かれますので、スペック上は2.0GHzとなっているものの、ソフト面で1.56GHzにクロックダウンされている模様です。これはrootを取得してアプリで弄れば2.0GHzまでクロックアップ出来るのでしょうか。また今後要確認です。
3DMarks
お次はグラフィック面でのスコアをメインに測定する3DMark。
NVIDIA Shield TabletやHTC Nexus9などの高性能なタブレットと比較するとスコアは低いですが、スマートフォンの中ではトップクラスのスコアとなっています。Galaxy S6シリーズは入っていないものの、HTCの次期フラッグシップモデルであるHTC One M9ともほぼ変わらないスコアとなっています。
Quadrant
最後はQuadrant。
スコアは26,779。ちなみに以前測定したGalaxy Note4(モデル番号:SM-N910U)が24,530、HTC One M8が29,802でした。こうしてみてみると、G Flex 2はそこまで特徴的にスコアが抜けている、ということはないですね。もうすぐ型落ちとなる現時点でのフラッグシップモデルと同程度の性能となっています。プロセッサの種類が違うことを考えると、クロックダウンしている点が大きく響いているのは間違いなさそうです。
まとめ
以上、LG G Flex 2の中身についてでした。
個人的にはプリインストールアプリは少なめなのに、システムで専有しているRAMの容量がやや大きめで空き容量が少ないこと、そしてCPUのクロックダウンによる影響(スコアの低下)がかなり気になる感じでした。今後rootを取ってクロックアップをしてみるとどの程度までスコアが伸びるのか、さらに端末本体の熱の持ち具合はどの程度変わってくるのか、と言った点を確認していければと思います。