「あのマンガ、また読み返したくなってきたなぁ・・・」とか「友達とキャンプ行きたいなぁ・・・」とか、あるいは「富士山の山頂で3キャリアのスピードテストしたいなぁ」とか思うこと、ありますよね。
やりたいという気持ちが芽生えた時は、それが容易にできる(行なうにあたり障害の低い)ものであるほどすぐに手を付けてみるべきです。今回はそんなお話。
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やりたいことをやると、実は自由な時間が増える
やりたいと思ったことをすぐに実行すると、ひと通り終えたタイミングでそれに対してこれからも時間を掛けるべきなのかどうかがハッキリします。
この時間を掛けるべきというのは、それをやること自体にかかる時間ももちろんですし、それのことを考える時間なども含みます。
一方でやりたいと思いつつ、それを何らかの理由をつけてやらずのままにいると、頭の片隅には常に「あれをやりたいなぁ」という気持ちが残り、今行なっている別のことへの集中力も奪ってしまいます。
ここまで「あれ」とか「これ」とか抽象的すぎて分かりづらいかと思いますので、ここからは最近私が経験したことを例にしてみます。
私はつい3週間ほど前まで、以前週刊少年ジャンプで連載されていた「ホイッスル」というマンガが読みたくて仕方がありませんでした。
集英社
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ただ私は自分の性格を「興味を持った物事には非常にハマりやすい」と考えており、またその時点では「マンガを読む」という行動自体にも「時間の無駄使い」という風に考えていました。つまり不用意にハマってしまい、時間を無駄にするのが嫌という言い訳でずっとこのマンガを読むことを避けてきました。
しかし避けて続けていても必ず頭の片隅には「ホイッスル読みたいなぁ・・・」という気持ちが残っており、結果として他の物事をやっている時に不意に集中力を奪っていったりすることもありました。
そこで思い切って自分の考え(マンガを読むのは時間の無駄遣い)を無視し、マンガを読んでみたわけですよ・・・。ハマることを恐れずに集中して読みふけりました。
結果読み終えるまでに丸1日費やしてしまった訳ですが、やりたいと思っていたことをやりきったという気持ちの清々しさもありましたし、他の物事に取り組むときの集中力を奪うということも無くなりました。「今の時点ではもうこのマンガに対してはこれ以上時間を掛けないでよいな」と認識出来きことが非常に大きかったと感じています。
結果として物事への集中力も高まり、効率があがり、更にやりたいことに使える時間が増えるというなんともステキな好循環の出来上がり。
もちろん、もし読み終えた後で「このマンガ内の人間関係について、もっと考えてみたい」とか思ったのなら、それは逆に「まだもう少し時間をかけてみたい(かけるべき)」ということにもなります。ただ、やってみてそのことが分かっただけでも十分に得るものがあったと思いませんか?
あ、ちなみにひとつだけ気をつけるべきポイントを。やりたいことをやる時には「何となくやる」のではなく「しっかりやる(集中する)」ということを徹底しましょう。「何となくやる」のと「しっかりやる(集中する)」のではやり終えた後に感じることも変わってきます。そして何よりもここが「有意義な時間の使い方」と「時間の無駄遣い」の大きな違いになります。
時間が無いと嘆くあなたへ
「私だってやりたいことはあるけれど、時間がないんだ!」と毎日のようにつぶやいているあなた。本当に時間がないのでしょうか?
気がつけば意味(目的)もなくネットサーフィンしていたり、Facebookで友達の近況をだらだらと眺めていたり、パズドラしていたり・・・。思い当たることはありませんか?
自己啓発本などにありきたりに書かれている「時間は自分でつくるもの」とか言うつもりはありませんが、少なくとも「無駄にしてしまっている時間を見つける」ことは出来ると思います。ちょっとの意識でやりたいことができるなら、やりたいことをやりますよね?
最後に
繰り返しになりますが、やりたいと思ったことは出来るだけ早くやってみる!それが今回お伝えしたかったことです。
私も今の睡眠時間(目標:8時間)を確保しながら、でもブログが書きたくて、先週から仕事前(朝)にブログを書くことを始めました。
1記事書き終えて達成感を得た後に仕事に取り掛かるため、気持よく仕事に臨め、仕事の効率も非常に良くなっています。そして早く帰社出来るから早く飯食って寝れて、早起きしてブログ書いて・・・という好循環。
この記事を目にして下さった皆さんにも、ぜひこの好循環を味わってもらえればと思います。
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